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夕焼けエッセー       

2009年05月13日

 4月号のこのコラムで【もう1枚着んかいな!】と題して、                 

 

 萱葺き屋根と合掌造りの世界遺産《白川郷》での木造萱葺きの建物が、全くといっていいほど断熱の"ダ"の字も見当たらない、メチャクチャ寒い住宅だったとお伝えし、その地元の皆さんはその中でも力強く生きておられる事を紹介しました。斜め外観 IMG_0943.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は産経新聞で7年前から夕刊に連載されている【夕焼けエッセー】というコーナーで先月号のコラムの続きのような、こんな素晴らしい文章を見つけましたので紹介したいと思います。

 

 この【夕焼けエッセー】は新聞読者の皆さんからの投稿エッセーを紹介しているのですが、これがなかなか面白くて、以前より私と母親ふたりによるにわか評論家の大切な茶の間コミュニケーションのひとつとなっているものなのです。

 ここでご紹介する作品は年間約240編の投稿エッセーの中から選ばれた年間大賞です。

 

タイトルは『寒い家から来た女房』。

 

産経新聞の読者の皆さんもたくさんおられるでしょうが、ぜひ他紙購読の皆さんにもご紹介したくて、今回勝手に使わせて頂きました。

 

 

 

『寒い家から来た女房』 岩名進さん(兵庫県川西市)

 

 

この冬もまた、妻は暖房をつけてくれない。南向きのマンションという環境もあるが、妻には「冬だから暖房」という観念がないのだ。

 

 結婚前、初めて訪れた妻の実家は、とても古く、そして寒かった。

五右衛門風呂を初めて見たのもその家だった。

家の中なのに吐く息が白い。ストーブは使わず、豆炭を転がした掘りごたつに妻を含めた家族6人がいつも身を寄せ合っていた。

 

皆が少しずつ詰めてくれたので、私も遠慮がちに角から足を入れた。

いろんな人のいろんな足に当った。掘りごたつの角というのは、どうにも座りにくかったが、確かに気持ちのいい温かさがそこにはあった。

 

 

 結婚の許しをもらいに行ったも13年前の冬だった。さすがに掘りごたつで、とはいかず、正座してあいさつをした。

声の震えが緊張のためなのか、寒さのせいかわからなかった。

 

家族が身を寄せ合うあの掘りごたつから妻を連れて行くことの、意味を考える余裕はなかった。

 

(中略)この正月、妻の実家で白い息を吐きながら、ここで育った妻に暖房の話をしても仕方ないかなと思った。

 

マンションのリビングでソファに寝っ転がっていると、小学生の息子がふざけて乗りかかってくる。それを見て犬も飛びつき、妻まではしゃぎながら参加する。家族の体温を感じながら、まだ暖房はいいかなと思った。

 

 

 

如何でしたか?

 

 

こんなに愛情あふれたご家庭では到底暖房なんて要らないでしょうけど、「当社の建物でしたら断熱性能と空気環境が良いからますます暖房不要で気持ちいい。」とお伝えしたいのですよ。

 

 

念のため。

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