2009年07月07日
産経新聞に≪環境問題ネットで議論≫という記事が出ていました。
同志社大学の学生さんがカナダ・ビクトリア大学で開かれる【世界学生環境サミット】(昨年京都で『同志社エコプロジェクト』などが設立)で、世界中の学生らがインターネット上で環境問題を議論する「世界学生環境ネットワーク」の設立を提案するというものでした。
世界14カ国26大学の賛同を得ていて、重要課題については本家のG8サミット(主要国首脳会議)などへも提言するという壮大な企画であり、我が国が世界の教育レベルに押され気味だという昨今の記事を覆す嬉しいニュースで、インターネットを利用した典型的なデジタルな話題でした。
話は変わりますが、先日IT企業を数社経営するという今や最先端の先輩社長さんと食事の機会を持ちました。
そこで話題に出たのが、「最近、社員が何でもメールで報告してくる。まあ良い事ならいいのだが、言いにくく悪い事は涼しい顔で、メールで済ましてしまおうとする。」と嘆いているのです。
以前も、あるお客さまが「社内の連絡、報告は全てメールで済ましている。目の前にいてもメールしている。これっておかしくない?」とこぼしていた事も思い出しました。
そして私からの質問。「でも○○さんもやはり先進のモバイル機器を常に駆使してコミュニケーションしてるんじゃないのですか?」
答は意外にも「いやいや、私なんか専らアナログ人間で、携帯ももう機種変更しないと使いものにならないほどです。」でした。
団塊ど真ん中アナログどっぷり世代(失礼!)の彼が何社もの先進会社を起業した事も驚きですが、それよりも今や先端デジタルビジネスを手がけるひとが、「私はアナログ人間」と言い放った姿が何か嬉しい感触を持ってしまい、「嘘っ?何で?何で?」と、ここからアナログかデジタルかの議論が延々と続いたのです。
少しアルコールがまわって来た事もあり、彼は「君の建設業界はやった事がカタチになるが、デジタルはカタチになりにくい。」とぼやいたり羨ましがったりでしたが、意見が合ったのが、「やっぱりどんな時代になっても『フェイスtoフェイス』『モノを言い、言われ、葛藤する人間性』が何よりも大切で、形になりにくいデジタルな中身でもそこには心の通った『ものづくり』が常に存在する。」というものでした。
私たちのこの建築業界でもどんどんデジタル化が進んでいます。
でも私は『家造り・ものづくり』の根本にはデジタルなんて無縁だと思っています。
何度も何度も施主様と打ち合わせを進め、熱い思いをお互いにぶつけ合い、計画し、工事が始まればコツコツと手作りで職人の『匠の技』を駆使して完成させる。
ここにはまさしく『フェイスtoフェイス』『ハートtoハート』しか存在しないのです。
『アナログorデジタル?』私たちには後輩たちに伝える事がまだまだたくさんあります。
今回も施主様の暖かいご厚意で実施することができております。
施主様、有り難うございます。
注目の価値あり物件で飛びきりの美しい仕上りと随所に施主様と当社設計士との工夫の跡が見られるこだわりの邸が完成しています。
まさしく『アナログ』思想の集大成です。
是非この素晴らしい邸宅にご注目ください。
お待ち申しあげております。








