2010年10月18日
お盆休みに家内(竹澤弘子部長)の実家に法事に帰ってきました。
帰省先は愛知県新城市、帰省のUターンラッシュで少し渋滞しましたが、新名神高速道路の開通もあって、かなり距離が短縮でき、5時間弱のいつもとほぼ同じ経過時間で到着できました。
〈新名神高速道路〉素晴らしい道路が出来たものです。
名古屋の湾岸を突っ切って行くので、いつもの山中の名神高速と違い、広々とした車線と共に素晴らしい景色を堪能することができました。
向かうは新城市といっても全く市というイメージではない《湯谷温泉》という渓谷に囲まれたひなびた温泉町です。
さて、初日は法事です。お経を詠んで墓参りをし、お主様と共に会食でした。
墓参りに山へ。しかしこの熔けるような暑さはどうでしょうか。
ここはアスファルト舗装ジャングルと違い、絶対に涼しい場所の筈なのですけど、全然その実感がないのです。
私たち人間もひ弱になっているのでしょうが、絶対に地球は温暖化によって熱くなっている事が実感できます。
不謹慎ですけど、目の前に冷たいビールが浮かんできます。お主様すんません。
無事に法事も済ませ、2日目には持参したチャリンコで『サイクリング』です。
何しろ約1年ぶりの自転車ですので、もう嬉しくて嬉しくて。
行き先を観光地図で色々考えていたのですが、よく分からないまま取りあえず最初は昇りで行こうと決め、山方向へ。 結構厳しいアップダウンが続き、国道に看板が。
【⇒静岡県佐久間ダム】ほう、あの佐久間ダムに行けるんや。行こう行こう。
そこからは強烈なアップダウン。上りは時速7~8キロ、下りは50キロオーバー!
「ヒャッホー!」でもなかなか着かない。
結構ヘバって、距離も約30キロほどまで来た所で長い真っ暗なトンネルが3つ。
さすがにメチャ涼しいけど涼しすぎて暗過ぎて静か過ぎて、結構背筋が寒い。
気持ち悪い、だんだん怖くなってきて、3つ目のトンネルでは何故か思わず十八番のサザンオールスターズ『涙のキッス』を大声で歌ってしまうこの変なオジサン。
やっと出口の明かりが見え、何とか通過。
「うわあ~すごいやんか!」
そこには初めて見る壮大な重力ダムの勇姿が。
隣接する『佐久間電力館』で色々な展示物や資料を見せてもらったが、天竜川に建設された高さ155,5m、完成が昭和31年ですから私の生まれた4年後から54年に渡って発電を続けているのですから驚きで、年間発生電力量は13億キロワット時という日本一の発電量を誇るダムです。
施工の際には当時の最先端土木技術を駆使し、使用されたコンクリート量が120万m3、1日の最大打設量が5,180m3と当時、世界一を誇った施工技術だったそうです。
でも50年以上前の話ですから安全対策が遅れ、96名の殉職者が出た事も悲しい事実です。
何しろ当時はまだ保安帽(ヘルメット)着用も常態化していなかったのですから。
さて、ゆっくり休憩してさあ帰りです。
取りあえずスタートはあの忌まわしいトンネルからですが、丁度ダンプが数台通過してくれたので背筋の寒さは無かったのですが、今度は爆音と風圧の恐怖でヒヤヒヤ。
こっちも十分怖いわ!サザンどころやあれへんがな。
帰りはしんどい。20キロ位戻った頃からだんだんペダルを漕ぐ元気が薄れ、ちょくちょく下車して押し車が始まります。
アスファルトの照り返しもすごくて暑さはハンパじゃない。
ガンガン給水するが、追いつかない。「体力ないでえ。」「あれっ、こら油断したら熱中症やで。」
休憩しもってなんとかかんとかハイキングに来ている家族の待つ、実家近くの渓谷にトウチャク~!
さすがにもう限界で、この渓流にそのままザブーン。
謎の生き物とちゃいます。ビール離してないでしょ。私が沈んでいるのです。
走行距離68.5キロ、【命の洗濯】があわや【命の破滅】になるところでした。








