2010年10月25日
よく使われる言葉ですが、
あまり馴染みが無いです。どういう意味なのでしょうか?
リスクマネジメントといってリスク(危機)を予防する為にその事態を把握し、事前に対策を検討しておき、もしその場になってしまったらどうやって対処するか。こんなところでしょうか。
昨今の国内外における領土問題や領海侵犯に対する政府や外務省などの対応は、この厳しい国際社会のなかでの危機管理の最たるものであると言えますが、この問題では独立国としての毅然とした対応をお願いしたいところです。
さて企業にとっての危機管理とはどんな事になるのでしょうか。
外に目を向けますと昨年のトヨタ自動車に見られたような自社製品の不具合に端を発した顧客に対する信用の失墜がまず挙げられます。
この世界一の自動車メーカーであるトヨタでさえも、ひとつのクレームからあれほどの大きな問題に発展してしまうのですから、あの事象を見ていて、如何に日頃の危機管理における初動対応が大切かが証明されています。
また私たちの建設事業でもこの製品不具合への対応は勿論ですが、建設工事に関連して近隣の皆様や通行者の皆様にご迷惑をかけてしまう第三者災害を忘れてはなりません。
常に現場周辺に目を配り、緊張感を持って現場管理に当たらなくてはなりません。
あとは言うに及ばず、建設現場内での災害です。
朝礼や研修会でも常に職方さんに伝え、社内で常に心掛けているのは、『ケガするな、家で親待つ家族待つ!』のスローガンの通りで、私の責任で『今日来てくれた職人さんを絶対に無事に家に帰す。』事です。
仕事を戴いている施主様もこの現場で事故が起こるなんて、絶対に気持ちのいいものではありませんよね。
この≪無災害≫には妥協はありません。私は鬼と言われようとも、災害ゼロを守りぬいていかなくてはなりません。
その為には作業前の危険予知を怠らず、常に緊張感を持った作業を持続する事です。
お客様の為、本人・家族の為、そして会社の為に無災害を貫きます。
企業は『ヒト・モノ・カネ』と言われますが、もうひとつ忘れてはならない危機管理があります。
それは『ヒト』の部分です。『モノ・カネ』は『ヒト』に就いて来るものだと考えます。
先ほど布団の中で、こんな事をふと考えていました。「今、突然自分がいなくなったらこの会社はどうなるんやろ?誰があとをやってくれるんやろか?」
また逆に、少数精鋭の我が社において、大切な社員のひとりが抜けたら私はどうするんやろ?
何か色々と考え出したら眠れなくなってしまい、このを書き始めてしまったのです。
突然私がいなくなったら、そりゃあその時は社員全員慌てふためいてしまうのでしょうが、会社ですから何とかかんとか急場を凌いで継続していけると思います。
しかし問題はその過程であります。私は勿論ですが、出来る限りその瞬間のリスクを軽減出来るように≪リスクマネジメント≫の意識を社員全員が高めている事が必要です。
全員がそのリスクを共有し、
「もし社長が突然いなくなったら、自分はどうする?その為に今何をすべきか。」
「自分も経営者だ。」
の意識を持って事業に携わる事ができたら、その会社は本当の『リスクや流れに負けない、強固な意志を持った全員社長組織』として立派に継続していく事でしょう。
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