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2007年03月の記事

1/fゆらぎ

「1/fゆらぎ」とはなにか。Fとはフリークエンシー(frequency=周波数、振動数)の頭文字です。物理学では周波数や脳波に限らず、音、色、光などの変化をすべて波形のグラフに描くことができます。
周波数が低い部分のパワーレベルが高く、高い周波数部分ではパワーレベルが低いという逆比例(反比例)が観測されます。このようにfに対してパワーレベルが逆比例するので1/fと表現され、「1/fゆらぎ」とよばれることになりました。

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この「1/fゆらぎ」は自然界をはじめ、様々な場で観測されています。例えば、自然界の現象を見るとその全てに変化があり「ズレ」て、ゆらいでいます。星☆の瞬きは決して等間隔ではありません。打ち寄せる海の波にも「ズレ」があります。小川のせせらぎ、そよぐ風、木漏れ日、鳥の鳴き声など、自然界の現象にはみな「ゆらぎ」を見ることができます。心地よく快適で、人々に安らぎや幸せを感じさせてくれる自然界の現象の中には「ゆらぎ」が満ちています。人間の生体リズムもまた「ゆらぎ」を伴っています。心臓の鼓動や体温の変化、呼吸数にも、「ズレ」があります。脳が指令を出す脳波にも「ゆらぎ」があることが検証されています。

さらに人間の行為や人間がつくったものもみな、「ゆらぎ」を持っています。話言葉の中にも「ゆらぎ」があります。このような自然界にあって人間に和みを与えてくれる「ゆらぎ」は「1/fゆらぎ」と呼ばれています。「ゆらぎ」の中で「1/fゆらぎ」人間に心地よさや和みを与えてくれるのは、人間の生体リズムも「1/fゆらぎ」になっているからです。人間の生体リズムは、外界から五感に伝わってくる「ゆらぎ」の中で「1/fゆらぎ」を感知すると、それが生体リズムと共鳴し、共振します。人間が本来持っているリズムと同調するものは心地よさを呼び、交感神経を刺激し、自律神経を調和します。調和の取れた自律神経は血液の循環をよくし、気分を爽快にして活力を育ててくれます。

街中に出て見ると、そこには直線や直角といった幾何学的なものがあふれていることに気付くと思います。なぜ幾何学的なものばかりなのでしょうか。生産性、効率性を考えるとそのほうが都合がいいからです。しかし、無味乾燥なものになってしまい、そこに「癒し」はなく、ストレスを抱かえ、疲れを溜め込んでしまいます。ストレスのない毎日を過ごすには、私たちの生活や環境を「1/fゆらぎ」に合わせればよいのです。自然の多い場所で生活するのが理想的ですが、生活を極端に一変させることはできません。

例えば、住まいに木の素材を取り入れること。実は木目も「1/fゆらぎ」の状態になっているのです。木の素材を活かした住まいや家具・持ち物に囲まれているだけでなんとなく心が安らぐ。これも自然界が与えてくれる癒し効果なのです。(高次)

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心のやすらぎと癒し

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木目の線の間隔と色合い…

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あたたかいキャンドルの炎のゆらぎ…

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