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2008年04月の記事
社長のコラム 08.4月号
コクがあるのにキレがある(お花見宴会でのひとコマ)
今年も来ましたお花見宴会で、ビールを飲みながらご一緒したお客様からこんな言葉が・・・・・。
「人間はビールと一緒、『キレ』も必要だが『コク』はもっと必要だ。」
【『コク』があるのに『キレ』がある。】
そう、80年代後半に、あるビールメーカーが初めてこのキャッチコピーでコマーシャルを流した時、誰もが「へえ~!ウマイ!座布団3枚!」と膝をたたいたのではないでしょうか。
そうなんや、『コク』と『キレ』は違うんや!
そうや、そうやんか、ピリッと刺激的で爽快な感じの『キレ』味と、ビールにはもうひとつ、濃厚でほろニガな深みの味わい、『コク』がありましたやんね!
そうなんです、この『コク』と『キレ』がふたつビッチリ揃って、本当のビールの味が生まれるのです。〈ビールの味分かってんのん?偉そうに?〉
そこで前文に戻りますと、そのお方は「人間こそ、ビール以上に『キレ』と『コク』が求められるが、このふたつを兼ね備えたひとは益々減り、『キレ』はいいけど、本当に『切れ』易いだけのひとが増えてて、旧来の『コク』味が利いた、人間的に深みや厚みのあるひとが少なくなってる。」
と言われるのです。
言われてみるとまさにその通りなのですが、なぜなのでしょう?
その原因を考えてみますと、この『キレ』味の利いたひとが多くなっているのには、近代の生活リズムの《スピードアップ》とどんどん進化する《グローバリゼーション》の時代そのものがそうさせているのではないでしょうか。
『キレ』なければこの時代から取り残されそうなのです。
何でも出来る《ケイタイ》とホント感覚の《バーチャルゲーム》の氾濫で、ひとはどんどんロボット化されています。
やはりこの方が言われる事は結構大切な事のようですね。
今、私達は益々豊かで濃度の濃い、深い味わいのある『コク』を忘れた生活になってきています。
この気ぜわしい時代だからこそ『キレよりコク』を見直そうという訳です。
まっ、あまり考え過ぎずに今年も楽しくパア~とやりましょう!
(せやけど、ことしの夜桜も、なんでこんなに寒いのん?ビール旨いけど、さぶう~!)
竹澤 彰規
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