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2009年10月の記事
社長のコラム 09.10月号《その2》
『竣工2年点検』
工事中にたくさんの楽しいエピソードが詰まったお宅を竣工2年点検に訪問しました。
宮本設計室長と2人で行ったのですが、まず車を降りた瞬間に、「なぬ?これは何?」と足元を見ますと歩道がアートに?
「えエ~!? Yさん、歩道を自分好みに勝手に変えたらあきませんやん!」
「そうでしょう、ダメですよねえ、でも余ったタイルがもったいないので、ついついね!」
こら、あきませんわ。この奥様、何でもこの調子で思い通りにやっちゃうんですから。
下の写真は竣工時の玄関ですが、この階段のタイルやロックガーデンの石積みは全て奥様の手作業だったのです。すごいでしょう。何でも自分でやっちゃいます。
「ぜーんぶ木津川の石ですよ。持って帰るのが重くて重くて」と言っておられた奥様の自慢のお顔が目に浮びます。
これも信じられます?ご自分で貼ったトイレの腰タイルです。(さすがにタイルの切断だけは危険なので本職が切りましたが。)タイルはコーナンで買った1枚160円のタイルですって!
これも自作の通路です。素敵ですね。奥様、ここは敷地内ですから良いのですよ。お分かりです?
実はこのお宅、こんなもんじゃない!
まずは、1階2階の漆喰塗りの壁やエコクロスですが、信じてもらえるかどうか分かりませんが、全て奥様がひとりで(少しはご主人も手伝った?)塗ったり貼ったりして仕上げてしまったのです。漆喰塗りの手つきを見て、左官職人からのひと言「奥さん、我々の仕事取ってもろたらこまるなあ。せやけど、上手いもんやなあ!」 もう脱帽状態です。
また最初ボードの目地を埋めるパテ埋め作業で出てきた道具はプロの使う腰の柔らかいヘラではなく、何と『お好み焼きのコテ』(関西ではテコという)ですやんか。
でもこの『コテ』で、まさしくお好み焼きを焼くような手つきでペタペタと、なんとなくやっちゃうんですから、もうかないません。
このキッチンやリビング、そして全ての壁が奥様の自前の作品なのです。
おうちに入ってまず、無垢材の色の変化に驚いたのと、まだ優しい木の香りが。
中央の吉野檜大黒柱や赤松の床材が本当に艶良く飴色に染まってきています。当社の工事用シートのモデルになってくれている桜ちゃんもまたまたお姉さんになって、笑顔満面、元気一杯です。いつもシートを見ているので、久し振りに会ったとは思えません。
肝心の点検作業が始まりましたが、前述のように本当に綺麗に片付いていますし、汚れひとつありません。本当に4人家族で2年間生活してきたの?と言いたくなるような。
点検の方はサッシ金物のガタがいくつかありましたが、大きな不具合は皆無でした。
ここで奥様とお話しした時に出た言葉で「社長、みんな気に入ってますけど、特にこのパントリーとシューズクロークは最高でしたよ。」
そうなんです、キッチンやダイニング、そしてリビングが片付いているのは宮本設計室長お墨付きの収納の数々が見事に活躍してくれていたのでした。
奥様との《楽しい嬉しい家談義》はまだまだ続きましたが、またの機会に参加して頂きましょう。
そうそう、話のなかでこの奥様は、竣工してからあと、《住宅建築》そのものに興味が沸き、【カラーコーデイネーター】資格を取得され、今度は【インテリアコーデイネーター】資格にチャレンジするんだとおっしゃっていました。
少しオーバーかもしれませんが、家作りを通して、新しい生き方・楽しみ方を見つけていくという明るくポジテイブなお人柄を見せて頂き、力強いパワーをもらった気がしました。
楽しい訪問を有り難うございました。
2009年10月号
一級建築士 代表取締役 竹澤彰規








