HOME > よくあるご質問
よくあるご質問
構造について
- 何故?木造の家がいいのですか?
- よくお尋ねのご質問です。
一般に住宅の建築工法には在来軸組工法・2×4(ツーバイフォー)工法・鉄骨工法・RC(鉄筋コンクリート)工法があります。
私達が進めています在来軸組工法については最後にするとして、まず最初に2×4工法について述べます。 この工法は木造ですが柱は無く、合板パネル壁で組み立てます。合板壁を多用しているので耐震性に優れています。しかし大きな窓が取りづらく、風が通りにくい構造で、発祥の地域である、湿気が少なく雨も少ない欧米の気候風土に適しています。 工期は短めですが、壁工法の為、増改築がしにくい難点があり、接着剤を多用するためシックハウスが心配です。工期短縮や費用を抑えたアパートなどには適した工法と言えるかも知れません。従ってコストは安めです。
次に、軽量鉄骨パネル工法は柱や梁を軽量鉄骨で組み、屋根や壁が工場生産のパネルなので品質にバラツキが少なく、工期も短いのが利点です。しかしこれも増改築がしにくい、鉄骨の熱伝導率が高い為、断熱に費用がかさむ、塗装が剥がれ、錆びによる耐力低下が心配といった難点があります。やはりこれもアパートには適した工法と言えます。建築コストはこの4工法の中で一番安価でしょう。
同じく鉄骨造の重量鉄骨工法はコストがかさみますが、大空間が得られます。 施工会社のしっかりしたノウハウ、工事管理と実績があれば、素晴らしい住宅ができると思います。高層ビルや駐車場には最適です。でも一般住宅に採用するには断熱や遮音、コストの面でどうでしょうか?
ところで「鉄は火に強い」というイメージはありませんか? 実は鉄も火に弱いのです。火事の際、弱いとされる木材は、ある程度の厚みや太さがあれば表面が炭化する事で木材が燃えにくくなる為、それ以上の燃焼は進みません。 この性質が火事による倒壊から一定程度守ってくれるのです。 それに引き換え、鉄は熱を加えると急激に力を弱め、柱や梁がアメのように曲がり、突然崩れてしまう事があります。消防隊員さんはかえって鉄骨造の方が消火活動に気を使うと言われています。
次に、コンクリート工法は耐震・耐火性に優れていますが耐久性はどうでしょうか?コンクリートは永遠のもののように思われますが、高速道路や高架橋などが果して永遠でしょうか?まだ建設されて数十年だと思いますが、あちらこちらでコンクリート剥落や地震による被害が報じられています。
コンクリートはアルカリ性で中にある鉄筋を錆びから守っているのですが、鉄筋を守るコンクリートの厚み(被り厚と言います。)が確保されていない場合に酸性雨や風化によって中性化し、一番大切な骨組みの鉄筋強度がどんどん損なわれ、肝心のコンクリート強度も低減していきます。コンクリート基礎の場合でもこの被り厚の確保が一番大切で、品質管理のポイントになります。従って建物全てをコンクリートで建設するとなると、相当厳しい管理と技術が必要となります。 また重量が重い為、それを支える地盤も強くなくてはなりません。工法そのもののコストは勿論ですが地盤補強のコストも割高になるでしょう。それに当然、増改築はやりにくいでしょうね。
さて当社が採用しています木造軸組工法の住宅ですが前述した各工法と全く違うのがその歴史です。ご存知のように奈良法隆寺は世界最古の木造建築と言われ、築1400年とされているのですから他の工法と比較になりません。五重塔の芯柱は594年に伐採された檜材と証明されています。実にこれまで1413年もの間、あの塔を支え続けているのです。
ここで使われている檜材は天然の構造材としては第一級の素材であると言え、雨の多い日本の気候風土にマッチし、古来の伝統的建築様式がこの歴史上の建築物を支えているのです。
皆さんの周りにも古民家と呼ばれる築100年から200年の住宅が有りませんか?私(竹沢彰規)の妹が嫁いだ家も築150年の萱葺き屋根の古民家ですし、この北摂地域にも多くの古民家が今もしっかりとその勇姿を見せてくれているはずです。 私達の住む住宅も、建て方と内外装の正確な施工によって50年100年住宅建築も決して難しくないのです。
この在来軸組工法は現在、日本で最も多く採用され、本来の木造住宅と言えると思います。ただ、大工さんの腕に頼るところが大きいこの工法、工期も2×4工法や鉄骨プレハブ工法より長くなります。
良い大工さんを抱える住宅会社を探す事が大切です。
増改築は上記3工法に比べ、格段にし易いと断言できます。
建築コストは中程でしょうか。
当社の柱材は全て含水率15%以下の檜無垢材を使用しています。また外壁はALCと呼ばれる厚み37mmの発泡気泡コンクリート版も標準装備としています。(旭化成パワーボード)このALC版は防火性能に優れ、火災保険の等級で《B構造》に該当され、コンクリートと同等の扱いとなります。
従って火災保険料は約半額となりますのでトータルコストで見れば、得られる安心と共に充分価値有りと言えると思います。
またこのALC版は耐久性・断熱性・遮音性・透湿性・環境性・施工安定性等の性能が優れた外壁材として全世界で認知され、高層ビルなどに採用されています。
ここで木造住宅にも大きな問題がある事を見逃してはなりません。それは最近よく木造住宅の構造材等に使用されている集成材です。この集成材は約100年前にヨーロッパで開発され、40年程前からわが国で使用されるようになり、任意のサイズの断面や湾曲させた梁材、大スパンの構造などに便利に使われていますが、やはりこの材も歴史は浅く、接着剤に使うホルムアルデヒドの危険と共に品質管理のバラツキや湿潤状態による剥離の問題も出ていますので、安全な構造材と言えるかどうか疑問と言わざるを得ません。この新建材は他の合板フロアーや塩ビクロスと同じように住宅の大量生産、大量消費の為に作られた製品なのです。
以上、長々と述べてきましたが木造が何故良いか?という質問のお答えで私が何よりも皆さんに一番お伝えしたいのは『天然無垢材の暖かさ、フィトンチッドと呼ばれる芳香成分による森林浴効果、見るものを気持ち良くさせる癒し効果』であります。 これからの住宅建築は何を置いても、安全・安心で健康な家造りが求められていると思うのです。
説明するまでもなく、皆さんの誰もがこの意味をお分かりかと思います。
私達は今後もこのポリシーに拘り、住宅建設を進めて参ります。







