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北川の徒然日記 11.10月号

北川の徒然日記 11.10月号

最近、よく考えるようになったのですが、人の一生って長いようで短いのだなと実感しています。
 今の日本の平均寿命で考えると、男性は76歳くらい、単純に目安にすると、私が33歳ですので、間もなく人生の折り返し点に足を踏み込んでいくのかなといった感じでしょうか。


 この33年間、今まで悔いのないように毎日生活してきたか、またこれから自分自身がどうありたいのか、それに対してどんなことをしているのか、頻繁に考えるようになりました。
 そう考えるようになったのは、先日、実母が他界したのがきっかけでした。


 実母はまだ60歳。還暦を迎えて間もなくのことでした。ちょうど1年前に病気が発覚し、余命を告げられるまでは、まだまだ一緒に生活でき ると思っていましたが、入院中、そして退院してからも、私たちの前では常に明るく、弱いところを一切見せない、本当に強い母親でした。むしろ自分たちの方 が励まされていたかのようでした。私がもし逆の立場であれば、母親のように明るく優しく接することができたか、改めて立派な母親であったかというのを実感 したのです。


 私にとってもこの1年は、今まで生きてきた中で一番大変な経験をしましたが、看病しながら接していくことで、数多く話をしたり、退院してまだ元気な状態で還暦のお祝いをしてあげられたことなど、大変なことばかりでなく、本当に充実した1年でもありました。


 それとは逆に、実家を建替えて一緒に生活することや、貧しいながらここまで育ててもらったので、これから裕福まではいかなくても、人並み 以上に幸せに生活させてあげたかったり、年に1回は旅行に連れて行ってあげたり、私はまだ子どもがいないので、孫を見せてあげたかったり。まだまだ恩返し がすべてできませんでした。


 急変の連絡があってすぐに息を引き取ったので、死に目に立ち会えなかったこと、小さいときに生きるか死ぬかの大きな病気を患ったときも、 献身的に看病してもらったのに、逆に自分が助けてあげることができなかったこと。言い出すときりがないですが、心残りが数多くあります。亡くなる3日前に 最後に顔を合わせたのですが、その帰る際に、ニコッと笑顔で、「仕事無理したらアカンで。」と言って別れたのが最後でした。 そういう意味では『無念』と いう気持ちでいっぱいです。


 もうひとつ実感したのは、自分が同じ状況になったときに、悔いの残らないようにしないといけないということでした。 
 先日、1冊の本に出会い、感銘を受けました。実は母親が亡くなるまでは怖くて読むことができませんでしたが、他界してからじっくりと読んでみました。本当に感銘しました。この内容は来月のeggタイムズに記そうと思います。   

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