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社長のコラム 11.12月号 ≪その1≫

社長のコラム 11.12月号 ≪その1≫

『 低燃費住宅 』  
        
    

今年はあの忌まわしい『東日本大震災』で1年が始まってしまいました。  
また今でも、そしてこれからもまだまだ被災された皆様には原発災害も併せて、厳しい生活を余儀なくされています。 
被災された皆様には改めて心よりお見舞い申し上げます。
 

 この原発事故でこの国、いやこの地球のエネルギー問題が益々議論されています。このエネルギー問題で、これまでもずっと言われてきているのが、近い将来間違いなく『ピークオイル』(石油ピーク)がやってくるという事です。

以前から地球の石油資源の枯渇が言われてきていますが、まさにこの時が近づいてきています。 この『ピークオイル』とは世界の石油生産量がピークを 迎えてその後、減少していく事。 そのピークの時期は2004年~2010年。もう2006年に終わったという説と、楽観論で2030年とも言われていま す。 

このピークを過ぎると次に来るのはエネルギー源の価格高騰と供給量を確保できないことから来る政情不安と言われています。 国々が残りの石油資源を争い、大規模な紛争や戦争を起こしかねないとも。
 ここでこの石油消費の代表格である自動車の保有台数から占ってみると、こんなデータがあります。

この表を見て愕然とするのは、未だに所有割合が1.5%のインドと2~2.5%の中国です。
合わせて26億人の人口を持つこの2国の 2009年の販売台数が1,540万台ですから、これからの販売台数がどれほど爆発的な伸びを示すか、火を見るより明らかです。 因みに日本での保有台数 が7,500万台で保有率が58%ですから、ほぼ飽和状態である事も分かります。 さあこんな埋蔵原油の状態で、これからのエネルギー問題はどれほど不安 定であるか、皆さんはどう考えますか?  そこで今叫ばれているのが風力、太陽光発電に代表される再生可能エネルギーです。 でもこの太陽光発電について は次のデータがあります。 
 

私たち日本と省エネ先進国と言われるドイツの太陽光発電の設置量を比較すると、驚く事に太陽光発電の草分けであった筈の日本のこれまで20年間の累 積設置量(3,300MWp)をドイツでは2010年の1年間で2倍以上(7,400MWp)設置し、累積設置量では5倍近く(15,000MWp)の実 績を示しているのです。 日本はこの分野でも最早遅れをとっているのです。  

節電節電と叫ばれ、この冬も電力不足が叫ばれるなかで、最終消費エネルギーの33%余りを消費する民生部門の41%を私たちの家庭部門が占め、90 年比で産業部門が0.9倍と減っているのに比べ、1.24倍ともなっています。 産業部門の省エネは最早限界です。 私たち住宅業界で働くものに課せられ ているのは、この住宅建築において如何に省エネ性能を向上させ、尚且つ26年と言われる日本の住宅寿命を伸ばせる高性能住宅の建築を進められるかが至上命 題です。 
  

『低燃費住宅』、これは当社が、今年春から何度も何度も東京や三重県に出張し、研修会に参加して勉強を進めてきました新しい住宅建築の概念です。 

来春にはこの『低燃費住宅』を発表しようと準備を急いでいます。 

詳細は来月号より報告します。どうぞご期待ください。
          

今年1年、この長いコラムにお付き合い頂き、本当に有り難うございました。
            

来年こそ明るい年になりますように。 
              
              平成23年12月号 竹沢建設株式会社 
               代表取締役 竹澤彰規(一級建築士) 

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