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何故? 木造の家がいいのですか?(その2)

(その1)に続き、コンクリート工法についてお伝えします。
 
 
 コンクリート工法は耐震・耐火性に優れていますが耐久性はどうでしょうか?

 
 コンクリートは永遠のもののように思われますが、高速道路や高架橋などが果して永遠でしょうか?

 まだ建設されて数十年だと思いますが、あちらこちらでコンクリート剥落や地震による被害が報じられています。

 コンクリートはアルカリ性で、中にある鉄筋を錆びから守っているのですが、鉄筋を守るコンクリートの厚み(被り厚と言います。)が確保されていな い場合に酸性雨や風化によって中性化し、一番大切な骨組みの鉄筋強度がどんどん損なわれ、肝心のコンクリート強度も低減していきます。

 コンクリート基礎の場合でもこの被り厚の確保が一番大切で、品質管理のポイントになります。

 従って建物全てをコンクリートで建設するとなると、相当厳しい管理と技術が必要となります。

また重量が重い為、それを支える地盤も強くなくてはなりません。工法そのもののコストは勿論ですが地盤補強のコストも割高になるでしょう。

 それに当然、増改築はしにくいでしょうね。


 さて当社が採用しています木造軸組工法の住宅ですが前述した各工法と全く違うのがその歴史です。

 ご存知のように奈良法隆寺は世界最古の木造建築と言われ、築1400年とされているのですから他の工法と比較になりません。

 五重塔の芯柱は594年に伐採された檜材と証明されています。実にこれまで1413年もの間、あの塔を支え続けているのです。

 ここで使われている檜材は天然の構造材としては第一級の素材であると言え、雨の多い日本の気候風土にマッチし、古来の伝統的建築様式がこの歴史上の建築物を支えているのです。

 
 皆さんの周りにも古民家と呼ばれる築100年から200年の住宅が有りませんか?

 私(竹沢彰規)の妹が嫁いだ家も築150年の萱葺き屋根の古民家ですし、この北摂地域にも多くの古民家が今もしっかりとその勇姿を見せてくれているはずです。

 
 私達の住む住宅も、建て方と内外装の正確な施工によって50年100年住宅建築も決して難しくないのです。

 
 この在来軸組工法は現在、日本で最も多く採用され、本来の木造住宅と言えると思います。

 ただ、大工さんの腕に頼るところが大きいこの工法、工期も2×4工法や鉄骨プレハブ工法より長くなります。

 良い大工さんを抱える住宅会社を探す事が大切です。

 増改築は上記3工法に比べ、格段にし易いと断言できます。

 建築コストは中程でしょうか。


 次回の最終回は当社の木造住宅への取り組みについてお伝えします。

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