平屋を建てるために必要なこと 茨木市|自然素材|注文住宅|工務店

大阪府 平屋で暮らしたい
自然素材の注文住宅を建てる茨木市の工務店、エッグ住まいる工房の関口です。
さて、今回は平屋で暮らしたいというテーマでお話させていただきます。
住まいを考える人なら一度は夢見る平屋。
(平屋(ひらや)とは一階建ての住宅を指します)
私も平屋での暮らしにはとても憧れます。
そんな平屋の魅力について少し触れていきたいと思います。
と同時に、平屋を現実のものにするために必要なことについてもお話させていただきます。
平屋の魅力
まとめてみました。
・歳を重ねても住みやすい
→階段いらずなので、住まいの段差が少なくたとえ足腰が衰えてきたとしても安心して暮らせる。
→家の中での段差が少なく全てが平面なバリアフリーの間取りが実現可能。
・家族とのコミュニケーションが取りやすい
→家族の生活動線がワンフロアで完結するため、コミュニケーションを取る機会が多い。
・住み始めてからの建物メンテナンスがしやすい
→戸建てでメンテナンス費用が大きく掛かる外まわりの外壁や屋根などのメンテナンスの際、足場を設置することになるが二階建てよりも低く済むので高所作業(費用負担)を減らすことができる
・冷暖房の効率がよい
→どれだけ断熱性能が優れている家でも一階と二階では室温差が生じます。平屋ならその差が少なくて済むので冷暖房設備もより効率よく可動させることができます。
と、魅力が詰まった平屋。
ただし万人におススメできるわけではなく、例えば家族とのコミュニケーションが取りやすい点はご家族によってはデメリットになり得るケースもあります。
平屋を選択する際は、事前に良し悪しを理解した上で選択するようにしましょう。
さて、次は実際に平屋を建てようと思ったときに必要なことについてお話します。
平屋を建てるために必要なこと
ここでは必要な建築地と必要な資金の二つについてお話します。
・必要になる建築地
建てたい家のサイズによりますが、総じて広い土地が必要となります。
ちなみに、夫婦+こどもの計4人で暮らすような4LDKの間取りで考えたとき、二階建てなら30坪・平屋なら28坪程度となります。
★二階建てと平屋ではLDKや居室の帖数は同じだった場合でも、階段が不要だったりと平屋は面積を縮小することが可能です
では、28坪の平屋を建てるためにはどのくらいの大きさの土地が必要になるでしょうか。
その土地の用途地域と建蔽率(←土地に定められていて土地の面積に対して建物の床面積をどのくらいまで使ってよいかというルールです)によって決まります。
例えば建蔽率が
60%の土地の場合・・・47坪
50%の土地の場合・・・56坪
40%の土地の場合・・・70坪
必要となります。
また、上記のような坪数を求める土地探しとなると、第一種(第二種)低層住居専用地域という駅からは少し離れた閑静な住宅街のようなエリアがメインとなります。
この低層住居専用地域では建蔽率は50%と定められているところが多いため、平屋を建てられる土地とは?!となると低層住居専用地域で56坪超の土地の可能性が高くなります。
次にお金のお話。
土地はエリアによってまちまちのため割愛します。
建物代を考えた際、単純に同じ大きさ同士で比べると二階建てよりも平屋は高くなります。
(二階建てと比べて建物の基礎や屋根の必要面積が大きくなることが主な理由です。)
ちなみに、上記で挙げさせていただいた二階建て30坪・平屋28坪を比べてもまだすこし平屋は高くなる傾向にあります。
これら全てをクリアしてお施主様に夢の平屋ライフを実現していただけるよう、私たちは全力でお手伝いさせて頂きます。
平屋でしか叶えられない暮らしに魅力を感じておられる方は一度お声掛け下さい^^
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