社長のコラム 11.2月号 ≪その1≫

社長のコラム 11.2月号 ≪その1≫

災害地の皆様にお見舞い申し上げます。

   

今年に入って日本列島のあちらこちらで大きな自然災害が発生しています。
先月からは日本海側を中心に記録的な豪雪災害が。
そして最近では九州宮崎県と鹿児島県の県境に位置する≪新燃岳≫(しんもえだけ)の大噴火災害。いつまで続くか分からない不安で、皆さん途方に暮れておられます。

テレビでは連日、80歳を超えるというお年寄りが屋根に上がり、雪下ろしをする姿が映し出され、また噴火災害の九州でもやはりお年寄りが火山灰を集め、屋根の灰を降ろす姿が取り上げられています。
「危ない!、滑りますよ、無理しないで!」と、思わず声を上げたくなります。

これらのニュースでは残念ながら、どの地域でも若い働き手の映像は無く、お年寄りの皆さんばかりが危険な重労働に晒されています。過疎化により若者がいないのです。
またこれも自然災害と言えると思いますが、同じ九州で≪鳥インフルエンザ≫被害が、留まるところを知らない猛威を奮っています。消毒の石灰に灰が積もり、またその上に石灰を撒くといった、イタチごっこが続いていると報道されていました。
 

もうこれ程の自然の驚異だと何も手の打ちようがないのが事実です。
これらの映像を見るにつけ、私たち人間が全く非力である事に、改めて身につまされる思いになり、ただただ早く自然の猛威が収まってくれる事を祈るばかりです。
ここまで来ると対策の打ちようもないのが実感でありますが、さてここで災害地以外の私たちに出来る事はないのでしょうか。
 

私たちに出来る事は?ボランティア?災害カンパ?
いえ、違うと思います。私たちにはこのNIPPONという力強く頼もしい国家があります。
今こそこの日本国家がしっかり国民の目線でものごとにあたり、こういった災害援助に立ち上がってもらわないと駄目だと思うのです。
 

こういう時にこそ、私達国民が日頃一生懸命働いてこのお国の為に納めた税金を、有効に使って災害援助に役立ててもらいたいのです。
国家の責 任は、 いやもう言ってしまいましょう。政治家の責任は、私たち国民の安全と安心を守る事が第一であると思います。際限なく国の借金を増やし、将来この国 を背負って立つ子や孫たちに大きなツケを残すようなお金の使い方ではなく、こういう時にこそ生きたお金を使ってほしいのです。私たち一般市民も声を上げる べきです。
 

話は小さくなりますが、私などの零細経営者でも従業員やその家族、そして協力会社の皆さんの生活からいつも目を離してはならないと思っています。
大小はあれども、リーダーたるものは常にこの大きな負担と責任を背負って生きてゆくべきだと考えます。

このような災害が起こる度に朝礼で伝えていることが、「雪下ろしも灰集めもせず、感染病にも脅かされることもなく、普通に当たり前に仕事ができることにもう一度感謝して、今日も1日頑張ろう。」です。一生懸命仕事に従事する事はこの社会に役立つ事です。
 
  改めまして、災害地の皆様にお見舞い申し上げます。
  無理をせず、体だけは気をつけて頑張ってください。     
   

平成23年2月号        
        

竹沢建設株式会社 代表取締役 竹澤彰規(一級建築士)