社長のコラム 11.8月号 ≪その3≫号外!

社長のコラム 11.8月号 ≪その3≫号外!

≪ 失礼しました ≫                        

 マイボールのキックオフから1分半、一瞬のうちにボールを取られ、すごいスピードのドリブルを見せられ、あっという間に1本目の強烈なミドルシュート。 

「こら、あかんわ!」と思ってしまいました。
それからも、これでもかこれでもかの怒涛の攻撃。
吹っ飛ばされ、ばんばんシュートを喰らう小さな撫子娘たち。
そして遂にきれいな1点目のシュートを決められた時、「やっぱりアカンわ。こら無理や。」と思ったのは私だけではなかったのではないでしょうか。

でも、・・・恐れ入りました。ごめんなさい、失礼しました。
驚きました。それから約10分後に、ギリギリの展開からしぶといしぶとい同点のプッシュゴール。
「あれっ、何か変?アメリカがオカシイ。らしくない。」ことごとくゴールポストに嫌われ、焦りがどんどん大きくなる米国と、どこまでも食い下がる負けん気根性の日本選手達。

日経新聞には『柔よく剛を制す』の活字が躍っていましたが、まさにその通りで、あの歴然とした体力差・体格差を日本人の器用さと、最近忘れかけていた『大和魂』を持ってひたすらに立ち向かっていったのでした。
 

そして延長戦に入ってやはり相手のエースストライカーの絵に描いたような決勝点。日本中が「やっぱりダメか」と思ったに違いありません。 
でもこちらにも千両役者がいました。

そう、澤選手の延長終了3分前の芸術的な、魔法のような同点ゴールでした。そしてホイッスル。「うわあ~、PK戦になってしもた~。」
 

米国選手はこの結果が信じられなくて、茫然としています。
逆に日本選手や監督は「儲けものと思って楽しもう」と、満面の笑顔でした。
この時私は、いや、日本中の国民が「これは何かが起こるのでは?」と予感できたはずです。完全に米国選手の背中は焦っていましたし、緊張していました。

 
3対1の勝利! キーパーのファインセーブも素晴らしかったが、何よりもキッカーの落ち着き具合を見ていて「やっぱり!」と思わずにいられない感激の結果となりました。
 

この時の実況アナウンサーは「奇跡が起こった」と絶叫していましたが、3時間のドラマを見ていて、決して奇跡の出来事でなかった事は明白でした。
 

試合後に『世界中の友へ、皆さんの支援に感謝します』と英語で書かれた横断幕を手にピッチを周回した選手達。
 

『あきらめない』   『負けん気根性』   『どこまでも食い下がる』
そして澤選手が言っていた、『夢をひたすら追いかけた結果』。
どの言葉も最近忘れかけているなあと、言い聞かせた自分がいました。
     

≪なでしこJAPAN≫   ありがとう。

やっぱり【世界一】はええなあ!   2番じゃ、あきませんねん。

平成23年8月号  竹沢建設株式会社  

 代表取締役 竹澤彰規(一級建築士)