エッグタイムズ
2020年7月号



『新人さんと』
季節はすっかり夏めいて参りまして、最高気温も30℃を超えたりしています。
桜どころかほとんど春らしさというものを実感できないままに季節がめぐり、なんとも寂しさを感じておる
ところです。
いつもお世話になっております。エッグ住まいる工房の竹澤貫です。
暗い雰囲気のご挨拶は置いておいて、明るい話題に。
今回は、新しく仲間入りをしてくれた人のお話をしようと思っています。
この記事を書いている今日でほぼ丁度入社から1ヵ月。営業さんとして入ってくれたこの人は、元々
幼稚園の先生をしていた人でした。この1ヵ月ほとんど僕と一緒に付きっきりだった彼に会った
オーナーさんは口々にこう言いました。
「さすが元先生」。僕もそのプロの先生っぷりには驚きを隠せませんでした。
今まで中々懐いてくれなかったお子さんもなんのその。
「打合せの間お子様の相手しておきますね!」
と元気いっぱいキッズルームに行ったと思えば帰るころには満面の笑みのお子さん。
そしてあげくその次の打合せではそのお子さんはショールームに来るや否や、キョロキョロと「先生」を
探す始末。
比較的お子さんには懐いてもらえる方だと思ってたのですが、彼のその姿にはもう完全に白旗でした。
ほんと凄い。
もともと先生をしていた彼です。
いわゆる「営業さん」としての経験は全く無し。そんな彼にも前職でのお仕事の中
で様々な葛藤があり、こうして全く未知の世界に足を踏み入れるという決断を致しました。
右も左もわからない彼には毎日のミッションを言い渡しました。
勉強のために、慣れるために、大変でも毎日やってみようと。
そのミッションは2つ。
Instagram。
そしてブログを毎日アップすること。日々マメマメしく僕たちのことを見て下さっているオーナーさんたち
からは既に「最近ブログめっちゃ書いてますよね」とのお言葉もあり、彼も読んで貰える嬉しさを噛みし
めて、そして見て貰える以上もっと読みやすい、役に立つ、楽しいブログにしなきゃと試行錯誤をして
います。よかったらアクセスしてみて下さい。そしてエッグの公式インスタアカウントの管理者も今では
彼。まだの方はフォローしてあげて頂けると嬉しいです。
彼の名前は【牧 恭平】。
僕は彼をマッキーと呼んでいます。
気軽にマッキーさんと呼んであげて貰えるととても喜びますので、声をかけてあげて下さい。
そう遠くないうちに一人前のスタッフとして皆さんのお住まいにメンテナンスとして伺う日も出てくること
かと思います。是非覚えてあげて下さい。
竹澤 貫

『ススメフジオカ。』
緊急事態宣言が解除されたものの、各地での夏祭りの中止が発表され、学校の夏休みもままなら
ず、水泳に力を入れている茨木市でさえ今年は水泳の授業が中止。
さらにはこれからの季節、猛暑・酷暑といわれる程の暑さの中、子供にどうやって伸び伸びと運動をさ
せるかは、親として結構難しい課題となりつつあります。
今どき放っておくとクーラーの利いたお部屋でTVやYou Tube漬けになってしまいますからね。。。
そんな訳でまだまだ自粛生活継続中のススメ。フジオカ。前号に引き続き、エッグ近在の建築をご紹
介させて頂きます☆
まずは高槻市の城跡公園南に位置する白ばら幼稚園英会話学校。
2014年竣工、建築家堀部直子氏による設計。
キッズデザイン賞受賞。建物のデザイン背景には、英語を学ぶ子どもたちの「楽しさ」や「面白さ」を建
物自体で表現できればと考え、完全な円ではなく半円をデザインに取り入れることで英語を学び将来
へ、世界へ繋がっていく可能性を表現。さらに、大きく跳ね出したデザインは子どもたちの溢れんばか
りのエネルギーや躍動感を表しているそうです。こちらの設計事務所ですが、元々我が家の近所の西
国街道沿いに事務所があり、堀部氏のことを何も知らない当時のフジオカが、事務所の前を通った際
に、至ってシンプルな設えの事務所ながら(いや、本当にシンプルで何とも表現できないんですが)、
「んー。デザイン事務所っぽい!」と思わせる何かを醸し出していました(笑) 現在は駅の方へ移転さ
れましたが、そこもやはり見かけた際に気付くほど、お洒落な何かを醸し出しています(笑) 身近な地
元で頑張っていらっしゃる女性建築家さんなので、是非今後も応援していきたいと思うフジオカです♪
次は、高槻市役所駐車場入り口前に2019年に竣工した建築家隈研吾氏設計の
都市クリエイト㈱さん新社屋。 こちら隈氏も「廃棄物関係のクライアントは初めて。」と言う、ことなの
でしょうか??? 日本を代表する隈氏の建物ながら、あまり建物情報は出て来ません(失笑) これも
通りすがり、工事看板で隈研吾デザインと知ったフジオカ。こんなところに隈氏の建物が建つのか。と
楽しみにしておりました。また実物を確認して情報をお伝えしたいと思います!!
最後に、高槻北部 高槻市原にある2004年グッドデザイン賞受賞の大阪府森林組合三島支店「森
のプラットホーム」。こちらの設計は、高砂正弘氏。まぁフジオカが大学時代の教授です☆ ちょうどフ
ジオカが在学中ぐらいに竣工している「森のプラットホーム」。森と街の中間に位置するため、森と人と
をつなぐ役割を担っているこちらの建物。吹抜けの屋外展示室は、各場所に移動するために必ず通
る動線の交点となっており、そこに屋根をかけただけの半戸外室とすることで、外に開いた内の空間と
して、内と外、内と内とが密接につながるよう考えられているそうです。屋外展示室が、いかにもこの建
物の役割を表現しているかのような計画ですね♪
そろそろ気分的に少し遠出もしたいので、先日「情熱大陸」で紹介されていた藤森照信さん設計のあ
そこにでも行ってみようかなぁと思うフジオカでしたー♪

『なかやんのmade in○○ 今月のオススメ』
皆様こんにちは。
緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ大変な状況が続きますね。
三密を避け、毎日の体温チェック、手洗い・うがい・消毒をかかさずやることが大事だと思いますので
体調管理にお気をつけください。
早くコロナが終息し、日常が戻ってくることを願います。
コロナが終息したらやりたいことと言えば、旅行に行きたいと思っている方は多いのではないでしょう
か?ということで今回のおススメは、スペインの「ミハス」というところをご紹介します。ミハスとは、スペ
イン、アンダルシア地方のマラガにある白い家で有名な観光地です。この白い家は漆喰で塗られてい
て、オレンジ色の屋根もまたかわいいです。白い家、青い空、鉢植えの花でとても美しい光景がそこに
はあります。
アンダルシア地方の海岸線沿いには白壁の家並みが続く街がいくつもありますが、中でもミハスは景
色がすばらしいと評判の小さな村です。真っ青な地中海を見渡せる山の中腹にあるミハスからは、晴
れた日にはアフリカを望めるほどの、すばらしい眺めが広がります。
ミハスに行ったらまず展望台を目指して、そこから散策しながらまわるのが定番コースです。一年中
晴れの日が多く、太陽の光が眩しい気候であるアンダルシア地方。強い太陽の光を反射させ気温が
高くなるのを緩和させるために家の壁に白い塗料を塗っているためこのような白い村になっているので
す。壁は数年に一度塗り直しており、常に真っ白で美しい景観が保たれています。
ミハスは、徒歩でまわれる小さな村。写真を撮りながら散策できます。通りから外れて小さな小道に
入っても可愛らしい景色に出会うことができます。
ミハスは山の中腹に位置するので、傾斜や階段の多い村。そのため家々が重なったような美しい景
観を生み出しています。山の中腹に位置し高度の高いミハスからは、地中海を見晴らすことができま
す。ミハスの展望台は、水平線で霞むほど遠くまで地中海を一望できる絶好のビューポイント。写真に
は収まりきれない絶景は実際に見ないとわからない美しさがあります。是非自分の目で確かめてくださ
い。
それからミハスには可愛らしい土産屋やオリジナルの雑貨屋が軒を連ねています。
せっかく訪れたからには、ミハスでしか手に入らないお土産をゲットしたいですよね。
アンダルシアの色鮮やかな陶器で出来た雑貨や、高品質なオリーブを使用した商品、ガラピニャーダ
と呼ばれるアーモンドを砂糖でくるんだ名物のお菓子など、個性豊かなお土産が並んでいます。是非
時間をかけてショッピングを楽しんでください。
また、日本の観光客が多いため日本語表記のあるお店も多く、ミハスは日本人に優しい観光地でも
あります。何軒か日本人スタッフのいるお店もあったので安心です。村の入り口に「日本の皆様ありが
とう」と日本語で書かれた石碑が設置されるほど、日本から来る観光客のおかげでミハスは支えられ
ているそうです。どこを切り取っても絵のように可愛い白い村、ミハス。是非一度足を運んでその景色
に出会いに行ってみてくださいね。なかやんは新婚旅行で訪れました。とても素晴らしい村でなかやん
嫁は終始テンション上がりっぱなしでした。
ぜひまた一度行ってみたいところです。






