住まいづくりを通して出会えたすべてのご縁に感謝を込めて

こんにちは。エッグ住まいる工房の鳥羽です。

今日は、皆さまに大切なご報告があります。
私事ではございますが、この6月末をもって、エッグ住まいる工房を退職することになりました。

入社してからの年月、本当にたくさんの“住まいづくり”に関わらせていただきました。
現場監督として、基礎工事から完成まで、何度も現場に足を運び、
職人さんたちと一緒に細部までこだわり抜いた家たちが、今も私の心の中でしっかり息づいています。

そして何より、そこに住まわれるご家族の笑顔。
小さなお子さんが、はじめて自分の部屋を嬉しそうに走り回る姿。
ご夫婦がキッチンで肩を並べて未来を語り合う時間。
玄関先で「ありがとうございました」と手を振ってくださったあの瞬間──。

毎回の「お引き渡し」の時には、胸がいっぱいになって、こっそり涙が出そうになることもありました。
それは寂しさではなく、「このお家で、これからたくさんの思い出が育っていくんだ」と思うと、
この仕事をさせていただけたことが、心から嬉しくて、幸せだったからです。

また、このブログを読んでくださっていた皆さまにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
住まいのこと、暮らしのこと、時には季節や日常の小さなことまで。
誰かの心にほんの少しでも届いていたなら、これほど嬉しいことはありません。

これからは、また別の道を歩んでいくことになりますが、
ここで出会えた人や時間は、これからもずっと私の宝物です。

最後になりますが、これまで関わってくださったすべての方へ。
本当に、本当にありがとうございました。

皆さまのこれからの暮らしが、あたたかく、やさしく、
そして笑顔のたえない毎日になりますように。

またどこかでお会いできる日を、楽しみにしています。

この記事を書いた人

鳥羽 世喜

エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当 音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。

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