お施主様へ贈る手作り時計のこだわり 茨木市|自然素材|注文住宅|工務店 

こんばんは
自然素材の注文住宅を建てる茨木市の工務店、エッグ住まいる工房の長野です。

自宅工房での時計作り。ずっとずっと続けてきたもの

先日の休みに、私は自宅の工房(外です。小さなウッドデッキです。)で黙々と作業をしておりました。何をしていたかというと、時計を作っておりました。その時計とは、数年前から私が設計してお引渡しさせていただいたお施主様の方々にプレゼントしてきた時計です。かれこれ80個くらい作ったでしょうか。

木工所と協力した素材と仕上げへのこだわり

とはいえ、一から作っているわけではなく、10cm角にカットしてもらいムーブメントを入れる孔までは近所の木工所で作ってもらいます。
自宅を建てた時にカウンターやダイニングテーブルを作ってもらった店です。
時間がわかりやすいよう4つの穴をあけ、面取りをします。角が90度で切られているため、触ると痛さを感じます。45度で面を取ります。なるべく細く!が私のこだわりです。一般的には糸面と言います。
角がしっかりあるように見えるけど柔らかい、そんな感じに仕上げています。全体にサンダー掛けをして、最後にクリアオイルで塗装をします。毎回5個ずつ作るのですが、大体2~3時間程度の作業です。

お住まいに合わせた無垢材の選定について

先日お引渡しをさせていただいたお施主様には、ナラの時計をプレゼントしました。
床がナラで造作材がタモのお住まいです。無垢の木なので一つ一つ表情が違い、お施主様のイメージに合わせた材種、木目の物をお渡しするようにしております。ナラ以外では、和風の床(杉や桧)の場合は和風な風合いのあるケヤキ、他にはブラックウォルナットやチェリー、クルミなども作ってきました。

ムーブメントと針の仕入れで直面した課題

ただ先日、私の在庫がなくなるので新しいものを買いに行ったのですが、困ったことが起こっています。ムーブメントと針も木工所で用意していただいていたのですが、仕入れていた会社が倒産してしまったとのこと。
とりあえず木は5個とムーブメントは木工所の在庫があった2セットはいただき、残り3セットはネットで探して購入しました。ムーブメントはほぼ同じものが見つかったのですが、針がいいものがまだ見つかっておりません。安定して購入できるムーブメントと針を探すことが、今後継続していくための課題です。

感謝を込めたプレゼントと今後の決意

そもそもは、以前いた工務店の時にお施主様の住まいづくりに参加させていただいた感謝と思い出、何かプレゼントできないかと思ったのが始まりです。何か木の物で、ずっと置いておいてもらえるものがいいなと思い、木の時計を探したのですが、なかなかシンプルなものがなく、それなら自分で作ってしまえと思い、木工所に相談に行ってから続けています。

設計担当者として、また会社の代表として、精一杯お施主様の住まいづくりのお手伝いをさせていただきたいと思います。そして、ささやかな私のプレゼントも続けていきたいと思っています。

この記事を書いた人

竹澤 貫

エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当 大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。 パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。

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