着工式という取り組み
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エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当
音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。
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みなさんおはようございます
花粉が舞う舞う季節げっそりしてるお客様がたくさんいらっしゃいますけども
いかがお過ごしでしょうか
幸い自分は花粉の影響をほとんど受けておりませんでして
「ん?なんかちょっと目がかゆいかも…?」みたいな
血液検査によるとバリバリ花粉のアレルギー持ちな事は
既に確認済みでありますゆえ
来るアレルギーの襲来に毎年春・秋は怯えております
今日トップの画像に選ばせてもらったのはですね
会社の行事 「着工式」 について
新築を建てる時にオーナー様に参加してもらってるセレモニーの様子
通常新築をするときには大きく3つの祭事がありまして
現地にて土地の神様をお鎮めする儀式
【地鎮祭】
建物の骨組みの一番てっぺんにある棟-むね-を上げる時に行う
建物の無事完成をお参りする儀式
【上棟式】
見事完成を迎えた建物のお引渡しのセレモニー
【竣工式】
この3つが一般的なんですね
そんな中そのちょうど地鎮祭前後のタイミングで行うのがこの着工式
ごく一部の工務店でしかやってないちょっと特殊なセレモニー
この着工式をやっていることの意図は大きく2点
オーナー様にとって、自分の家を建てる職人さんたちの顔を
一度も見たことが無いまま工事を始めるよりも
覚えられなくても、それぞれの職人さんたちの顔を一度見てもらいたいから
職人さんたちにとって、自分たちの建てる家のオーナー様は
どんな考えの方なのか、どんな思い入れがあるかを聞いてもらって
より良いものを作ってもらいたいから
根本にあるのは「家は人が作るもの」という考え方
オーナー様にはみなさんそれぞれ打合せを経ていく中で
それぞれ思い入れがある場所があり、こだわった部分があり
ようやくこの着工式の席に立つこととなります
その想いを、職人さんたちに誤解なくストレートに伝えたいから
職人さんたちの「安心して任せて下さい」の声を
ストレートに伝えたいから
こうした着工式という席を設けるようになりました
「職人さんいっぱいいてめっちゃ緊張した」
ほぼ100%そんな感想を頂いてるこの着工式
エッグで工事の際は避けては通れませんので
ご覚悟いただけますようお願いします(笑)