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秋の夜長とライティング

ようやく気温が下がりはじめ、少しずつ秋の気配が深待ってきました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

このところ一気に日暮れが早くなってきました。秋の夜長の到来です。

秋の夜長と言えば読書やTVでの映画鑑賞など室内で過ごす時間が増えていき、

切っても切れないアイテムに照明器具が浮上してきます。



数年前まで、照明器具といえば白熱灯と蛍光灯でしたが、

今は新しく器具を付ける時はLED電球の照明器具がほとんどとなっています。



発売当初は、長寿命なのと必要ワット数の低さは魅力的でしたが、

大変高価な器具で採用に二の足を踏んでいましたが、

普及に伴い価格は以前の蛍光灯器具程度となりました。

また、元々の白熱電球器具のソケットを利用して球だけをLED球に変えれるようにもなり、

器具ごとの交換をしなくても手軽にLEDに変更できるようになり、大変便利になっています。



もう一つの以前のLEDの短所は、

拡散せず直線的な光を放出するため大変目が疲れる明かりでしたが、

その点も改良され沢山の小さなLEDの光を束にして散らす事で

拡散タイプともともとの直線光を活かしたスポットライトなど

用途に合わせて選ぶ事ができます。



さて、

LEDはお得!!と言うのを、よく耳にしますが

白熱灯や蛍光灯に比べてどの程度の違いがあるのでしょうか。



まず、それぞれの光の発生方法の違いを上げると、

蛍光灯は、フィラメントに電圧を加えると放電して紫外線が発生し、

それが蛍光物質に当たって光に変わる、放電によるあかり。



白熱灯は、フィラメントに電流が流れ、

発熱化することで光を発する、発熱によるあかり。



LEDは、半導体に電流を流すと光に転換する、半導体素子によるあかりです。



この内でもっともエネルギーを消費ぜずに光源を作っているのはLEDの方式です。

LEDの年間の電気代は白熱灯の約1/6。

光源の寿命は、LED照明器具が4万時間と白熱灯の約20倍の寿命があります。

LEDの寿命が4万時間ということは、

リビングであかりをつけている時間が1日約5、6時間として単純計算で20年。



そのほかにもLEDは、点灯時にほぼ100%近い明るさが得られ、

オン・オフを繰り返しても性能に影響がないこと、

熱や紫外線を含まないため

畳が日焼けしたり

絵や植物を傷めない

虫が寄ってこない  といったメリットもあります。



そしてエネルギーが小さくて済むというのは大変重要で、

2008年に国の方針として『LEDの普及と白熱球の生産中止』が、

地球温暖化防止の省エネ推進の項目として打ち出されています。



この先は、球切れや器具の交換の際には迷わずLEDに切り替えていかれる事をお奨め致します。