無垢のフローリングは温かい・・?

無垢のフローリングは温かい・・?



ブログをご覧いただきありがとうございます。

茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店 エッグ住まいる工房の関口です。


弊社も参加させていただいた茨木市の灼熱の夏のイベント「茨木フェスティバル2024」も無事に終幕し、季節はいよいよ8月突入ですね。

とにかく暑い日が続いていますので、体調崩されないようにお気を付けください。



さて、今回は無垢のフローリングについて少しお話させていただきます。

皆様、無垢のフローリングといえばどんなイメージをお持ちですか?

私も、日頃から様々なお客様とお話をさせていただく機会がありますが、その中で無垢のフローリングの話もとてもよく話題に出てきます。

そんな中、とあるお客様から「無垢だから冬でもあったかいんですよね?」と尋ねられました。

重ねて「私は冷え性だから、冬場少しでもあたたかい無垢のフローリングにしたい。」



ちなみに、このような会話はよくあります。

ですが、半分正解で半分間違い です。

無垢のフローリングだから温かいんだ♪というイメージのまま進めてしまうと、床材選びで失敗してしまいます。



結論 無垢は無垢でも、温かいのは針葉樹のほうで同じ無垢でも広葉樹だと普通に冷たい。


【無垢のフローリングの種類】



針葉樹 → スギ、マツなど

・空気の層をたくさん含んでいるため断熱効果が高い




広葉樹 → ナラ、カバなど

・針葉樹と違って密度が高く断熱効果は薄い



※ちなみに英語で書くと針葉樹は「soft wood」、広葉樹は「hard wood」です

その名のとおり、針葉樹は柔らかくてキズが付きやすい・広葉樹は固くてキズが付きにくいという特徴があります。



新しい住まいでは今よりも温かく温度差の少ない楽な環境で暮らしたい、とお考えいうことであれば、是非無垢のフローリングでも針葉樹をお選びください。


(反対に広葉樹は、子どもがまだ小さくておもちゃの落とし跡床が傷だらけになるのが気になってしまう、という方なんかにはピッタリです!)