【無垢のフローリングはあったかい?】自然素材/注文住宅/工務店/エッグ住まいる工房

ブログをご覧いただきありがとうございます。
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店 エッグ住まいる工房の関口です。
今回は、無垢の床について少しお話させていただきます。
みなさまは無垢のフローリングといえば、どんなイメージをお持ちですか?
あるお客様から「無垢だから冬でもあったかいんですよね?」と。
重ねて、「私は冷え性だから、冬場少しでもあたたかい無垢のフローリングにしたい。」
このような会話はよくありますし、よく質問されます。
ですが、無垢のフローリングだから温かいんだ♪というイメージのまま進めてしまうと、少なくとも床材選びでは失敗してしまいます。
無垢は無垢でも、温かいのは針葉樹のほうで同じ無垢でも広葉樹だと冷たくなります。
針葉樹 → スギ、マツなど
・空気の層をたくさん含んでいるため断熱効果が高い
広葉樹 → ナラ、カバなど
・針葉樹と違って密度が高く断熱効果は薄い
※ちなみに英語で書くと針葉樹は「soft wood」、広葉樹は「hard wood」です
その名のとおり、針葉樹は柔らかくてキズが付きやすい・広葉樹は固くてキズが付きにくいという特徴も持っています。
無垢のフローリングだから温かい、というイメージだけで床材を決めてしまうのではなく、きちんと仕組みを知った上で決めてもらうことが大切です。