茨木市の自然素材の工務店が主催「すまいるこども工務店」開催レポート|茨木市 注文住宅 工務店 すまいるこども工務店

こんばんは。
自然素材の注文住宅を建てる茨木市の工務店、エッグ住まいる工房の長野です。

「すまいるこども工務店」とは?

先日、茨木市役所の向かいにあるおにクル大屋根広場で、「すまいるこども工務店」というイベントを開催しました。
茨木市文化・子育て複合施設 おにクル

このイベントは、

  • 子供たちにものづくりの楽しさを実感してもらう
  • お家づくりに携わる職人さんたちの仕事を知ってもらう

という目的でスタートし、今回で第4回目の開催となりました。

未来の職人を育てたいという想い

対象は主に茨木市の小学生で、実際の職人さんたちの仕事を体験してもらう内容です。興味を持った子どもたちが、将来、家づくりに携わる職人さんになってくれたら…そんな思いを込めて開催しています。

たとえば、大工さんの数は約40年前に80万人いたのが、現在では30万人弱に減少。そのうち約半数は60歳以上という現状です。

私たちのように自然素材を使いお施主様のこだわりの住まいづくりを提供している工務店にとって、職人さんの技術力は欠かせません。だからこそ、後世にそういった技術を残せるように微力ながら役に立てればと考えています。

当日はあいにくの雨、それでも子どもたちは元気いっぱい!

今回の「すまいるこども工務店」ですが、あいにくの雨で午前中はかなりきつく降っており、少し空きもある状態でした。

しかし、午後からは雨も上がり、たくさんの子供たちに参加してもらいました。
みんな楽しそうで何よりな一日になりました。

なお、当日並びに来られたのに満員でご参加いただけなかった方には、心よりお詫び申し上げます。
次回は11月頃を予定しておりますので、ぜひまたご参加ください。

嬉しい再会と、未来の設計士

イベントの最後に、とても嬉しい出来事がありました。

約3年前にお引渡しをしたオーナー様のお子さまが、今年小学校1年生になり、イベントに参加してくれたのです。

体験のあと、いろいろとお話をしていると、当時3〜4歳だったそのお子さまが、大工さんの工事の様子を今でもよく覚えているようで、貴重な体験だったと話してくれました。

そして今はなんと、設計士になりたいという夢を持っているそうです。
打合せのときは毎回ついてきて、正直退屈だったはずなのですが……。
住まいが良い仕上がりになったからでしょうか?

思わず「将来、弟子にしてあげる」と約束し、一緒に写真を撮ってお別れしました。

弟子は冗談として、幼い心で楽しさや遣り甲斐のある仕事と感じてもらえる何かを与えられたのかなっと思いとてもうれしい気持ちになりました。

自然素材の住まいづくりと職人技術の大切さ

私たちエッグ住まいる工房では、自然素材を活かした注文住宅づくりにこだわっています。

その実現には、熟練した職人の技術と心が欠かせません。だからこそ、「すまいるこども工務店」のようなイベントを通じて、子どもたちに“家をつくる仕事の魅力”を知ってもらうことは、未来への投資でもあります。

これからの建築業界は、今だけでなく先の業界を見据えていかなければなりません。
今後30年・50年先のため、普段目にすることの少ない、体験することのないお仕事を通して、些細な気付きをこども達やお父さんお母さんに持ってもらえたらと思っています。

大工職人のお話は以前竹澤がブログで書いておりますので、よろしければぜひそちらもご覧ください。

次回の開催をお楽しみに!

次回の「すまいるこども工務店」は、2025年11月頃を予定しております。詳細が決まり次第、ホームページやSNSでお知らせしますので、ぜひチェックしてみてください。

明日からも頑張るぞっ!!

この記事を書いた人

長野 孝彦

エッグ住まいる工房 代表取締役社長/設計担当 現在エッグ住まいる工房で建てる新築のお住まい全ての設計を担当している建築士。建築業界に携わり30余年、累計300棟以上の住まいづくりに関わってきた。デザイン、機能性、メンテナンス性、そしてお施主様のリクエスト。それらをバランスよく取り入れて暮らし方を提案することを得意としている。

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