住まいづくりの記憶を、もうひとつのカタチに

こんばんは
茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の勝田です。

エッグ住まいる工房では、お住まいのお引き渡しが完了すると、私たちからお施主様へ、20ページほどのアルバムをお渡ししています。

これは、ただ完成した住まいを記録するだけの写真集ではありません。
「住まいづくりを一緒に歩んできた時間」を振り返り、思い出として形に残していただきたい…そんな想いを込めたものです。

お打ち合わせの日々、図面が少しずつ形になっていく過程、上棟の日に見た高揚感あふれる表情。
この時間の中には数え切れないほどの場面があります。

アルバムを手にしたときに、ページをめくりながら
「あの時にこんな話をしましたね」「この決断には迷ったなぁ」

と、その瞬間の空気や感情が蘇るきっかけになればと願っています。

このアルバム作りには、時間も手間もかかります。
写真選び、レイアウト、色味の調整……。

一枚一枚を確認しながら、「この住まいはどんなストーリーを持っているのか」を考え、大切に紡いでいく作業です。
どこかで、住まいを建てる職人さんたちが木材や塗り壁を扱う姿と重なる部分もあるかもしれません。
前回の私のブログではないですが、広報にとってのクラフトマンシップなのだと思います。

実はこの取り組み、お施主様に喜んでいただきたい「記念品」というのはもちろんですが、
「私たちがどんな想いで住まいづくりに携わっているか」をお伝えする活動でもあります。
会社としては、お施主さまと一緒に楽しみながら住まいづくりを進めていくことを大切にしています。
詳細は社長の記事をご覧ください^^

このアルバムが、その理念をそっと伝えるツールになれば嬉しいです。
今日は、そんなアルバムづくりに向き合う一日でした。

まだお施主様のお手元に届くのは少し先ですが、どうぞ楽しみにお待ちください。