久しぶりのショールーム同行で感じたこと。

みなさんこんばんは。自然素材の注文住宅を建てる茨木市の工務店、エッグ住まいる工房の代表であり、設計も担当しております長野です。

キッチン・お風呂・洗面台。水回り設備のショールーム見学

先日、久しぶりにショールームへお客様と同行させていただきました。間取りが決まるとキッチン、お風呂、洗面台等をショールームに見に行ってもらいます。
普段は営業担当がご一緒することが多いのですが、この日は別の予定があり、私がご案内することになりました。改めてお客様と一緒に見学をする中で、やはり「ショールームでしか分からない大切なこと」がたくさんあると実感しました。

使い方を確認することで広がるイメージ

まず大切なのは、実際の大きさや使いやすさを体感できることです。

図面やカタログでは分からないキッチンの高さやシンクの広さ、収納の奥行きなどは、手を伸ばしてみたり実際に引き出しを開けてみたりすることで、暮らしの中でのイメージがぐっと具体的になります。
間取りの打合せのなかでは大きさも一旦決めるのですが実物の大きさを改めて確認して頂きます。お施主様も

「やっぱり実際に立ってみると分かりやすいですね」

と言われていました。キッチンの作業スペースの広さを気にされておりましたが問題なかったそうです。

ショールームの専門コーディネーターによる解説

また、ショールームにはその道の専門スタッフがいらっしゃいます。
設備機器の掃除のしやすさや最新の工夫、使い勝手の特徴など、設計や営業の立場ではなかなか伝えきれない細かな部分まで丁寧に説明してくださいます。その場で気になることを直接質問できるのも大きな安心につながります。毎日使うキッチンやお風呂だからこそ、長く快適に使えるかどうかはとても重要なポイントですね。

水回り設備の実物を確認すること

そしてもうひとつ、お客様にとって安心につながるのが「実物を確認できること」です。面材や扉の色合い、質感はカタログの写真では伝わりません。ショールームでは実際のサンプルを見て触れていただけるので、後から「思っていたのと違った」ということがありません。これも住まいづくりの大切な安心材料だと思います。

今回の同行を通じて、改めて「ショールームは体験の場」であり「確認の場」でもあると感じました。お客様にとって、毎日の暮らしを想像しながら一つひとつを選んでいただく時間は、とても大切な住まいづくりのプロセスです。そのお手伝いができることに、設計者としての喜びを改めて感じました。

これからもお施主様が安心して、そして楽しみながら住まいづくりを進めていただけるよう、私自身もしっかりサポートしてまいります。

この記事を書いた人

長野 孝彦

エッグ住まいる工房 代表取締役社長/設計担当 現在エッグ住まいる工房で建てる新築のお住まい全ての設計を担当している建築士。建築業界に携わり30余年、累計300棟以上の住まいづくりに関わってきた。デザイン、機能性、メンテナンス性、そしてお施主様のリクエスト。それらをバランスよく取り入れて暮らし方を提案することを得意としている。

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