▶土地探しstep5 周辺環境や地形から読み取る「暮らしやすさ」

土地探しを始めたとき、多くの方がまず注目するのは「立地」や「価格」。
しかし、本当に暮らしやすい家を建てるためには、周辺環境や地形が持つ“特徴”を読み取ることが欠かせません。
①周辺環境が教えてくれる生活のイメージ
スーパーや学校、病院などの距離ももちろん大切ですが、それだけで暮らしやすさは測れません。
たとえば、昼間は静かでも夜になると車の往来が多くなるエリアや、休日に人が集まる施設の近くなど、時間帯ごとの雰囲気を確かめることで、住んでからのギャップを減らせます。
さらに、後悔しない土地選びのためには、実際に近隣の方へ訪問することもおすすめです。
なかなか自分で訪問するのは難しいと思いますので、不動産業者や住宅会社の担当者に代わりに行ってもらうこともおすすめです。
「このあたりは風通しがいい」「夕方になると子どもたちが遊んでいる」など、地元の方しか知らない情報が得られることもあります。
また、将来のご近所になる方の人柄を知ることは、安心して暮らすうえでの大きな判断材料にも繋がります。
こうした「人とのつながり」を確かめることも、本当の意味での周辺環境の調査といえるのではないでしょうか。
また、近隣建物との距離や高さ、窓の向きにも注意。
自然素材の家は、風や光を取り込みながら心地よく暮らすための家。
ですが、隣家の窓が近くてカーテンを閉め切ってしまうようでは、せっかくの心地よさが半減します。
プライバシーと開放感のバランスを意識した土地選びが、豊かな日常をつくります。
②地形は「読む」もの、そして設計で「活かす」もの
土地には、必ずその場所ならではの特徴があります。
緩やかな傾斜や高低差、風の抜け方、日の入り方――。
それらを意識して活かすことをせずに家を建ててしまうと、快適さを損ねてしまうことも。
大切なのは土地探しで見つけた土地だけでなく、その土地の地形を読み取り、最大限活かす設計を考えることです。
高低差のある土地なら、視線の抜け感や借景を活かした開放的でプライバシーも守られた窓計画に。
風が抜けやすい地形はともかく、抜けにくい土地であればなおさら窓の配置を工夫して通風をコントロールできる設計を。
そうした工夫の積み重ねが、この土地で暮らす心地よさにつながります。
エッグ住まいる工房では、設計士が必ず現地を歩き、風・光・視線の流れを確認します。
その上で、自然素材の調湿性や断熱性を最大限に引き出せるよう、土地に寄り添ったプランニングを行っています。
③土地の個性を理解することが、心地よい暮らしの第一歩
土地探しで本当に大切なのは、図面や数字ではわからない「暮らしの実感」を見極めることです。
現地を訪れて、風の流れや日当たり、周囲の音、人の雰囲気を感じる。
可能であれば近隣の方にも話を聞き、生活リズムや地域のルールなどを知っておく。
そうした“小さな確認の積み重ね”が、後悔しない土地選びにつながります。
エッグ住まいる工房では、敷地調査から環境確認までを丁寧に行い、
土地の特徴を活かしながら、自然素材の心地よさを最大限に感じられる住まいをご提案しています。
「この場所に建ててよかった」と心から思える家をお届けしています。
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