在宅勤務の平日も、家族と過ごす週末も、どちらも心地いい、コの字中庭のある家
住宅街の中でも、人目を気にせず光と緑を楽しめる「コの字中庭」と、在宅勤務にも使える小さな書斎のあるお住まいです。
在宅で仕事をする日もあれば、家族との時間をいちばんに考える日もあるご夫婦と、お子さま2人の笑顔あふれるご家族のお住まいとして計画されました。
通りからの視線をやわらかくかわしながら、家の中に光と風を招き入れるコの字中庭は、家族がゆったりくつろげる、もうひとつのリビングのような場所。
もしもの時にも仕事に支障が出ないよう、ご主人には在宅勤務に集中できるコンパクトな書斎スペースも用意しています。
ご夫婦そろって趣味の世界も大切にされていて、「家族での時間」と「自分のペースで過ごす時間」のどちらも大事にできるよう、それぞれの居場所をさりげなくちりばめた間取りになりました。
落ち着いた住宅街にありながら、外からの視線や暮らしぶりが必要以上に伝わらないようプライバシーに配慮しつつ、家族みんなが「安心して」「のびのび」暮らせる工夫と、日々の暮らしを楽しむ仕掛けが随所に散りばめられています。
開催概要
・2026年1月17日(土)、1月18日(日)、1月24日(土)、1月25日(日)--予約受付中。
・場所:茨木市(予約確定後に詳細案内)
・方式:少人数・完全予約制(各回 約60分)
この見学会の見どころ
人目を気にせず“のびのび”過ごせる「コの字中庭」
隣家や通りからの視線をやわらかくかわすために計画した、道路側に開いた「コの字」型の中庭。
“見せたくないところ”はそっと守りながら、中庭は一番のびやかで解放感のあるスペースになっています。室内からの見通しも良く、お子さまの見守りがしやすい、家族の気配が自然と感じられる場所は、お施主様いちばんの自信作です。
光と視線をやわらかく整える、南側バルコニーまわり
南側のバルコニーまわりには、採光に適した窓を採用し、
軒の出を夏は日差しをほどよくさえぎり、冬は室内の奥まで光を届けられるように計画しています。
さらに、バルコニーの目隠しは南側からの視線を受け止められるよう、少し高さのある形状に。
明るさはしっかり取り込みつつ、外からの視線はそっとかわす、暮らしに寄り添ったつくりになっています。
在宅勤務にも使える、ご主人のプライベートスペース
コロナ禍のように自主隔離が必要な場面でも、仕事に支障が出ないように計画した小さな書斎スペースです。
家族とほどよい距離を取りながらリモートワークに集中でき、ふだんは資料を広げたり、ときどき趣味も楽しめる“コンパクトなマルチスペース”として使えるようになっています。
デスクや造作棚は、ご主人の使い方に合わせて高さや寸法を整えた、しっくりなじむ居場所です。
奥さま目線で整えた、造作家具と収納計画
ご主人の基地スペースと同じ考え方で、奥さまが中心に使われるキッチンカウンターや本棚、収納も「奥さまにとっての使いやすさ」を基準に設計。
調理や片づけの動線、手を伸ばした時の高さ、よく使うものの位置関係などを一つひとつ確認しながら、ご夫婦それぞれにフィットする“自分たち仕様”の造作になっています。
和室と窓でつなぐ、さりげない“和のおもてなし”
来客時のおもてなしや、お子さまのお昼寝、将来の親御さまの宿泊にも使いやすい、実用性の高い和室です。
さらに、玄関の丸窓は中庭からの光を取り込みつつ、家の中と中庭を視覚的につなぐ役割も持った窓。
その下に設けた地窓からは、足元に植栽の緑がのぞくように計画しました。
暮らしの中でふと視線が向かうたびに、光と緑がさりげなく迎えてくれる玄関まわりになっています。
このお住まいができるまで
もともと、ご夫婦からのご要望は、
「人目を気にせずに、家族と子どもがのびのびと過ごしたい」という、とてもシンプルなものでした。
ご主人は、間取りや動線、トイレや水まわりなど“家全体のバランス”を気にされるタイプで、
事前の情報収集でアイデアはたくさんお持ちでしたが、「これだけはこの形で」と決め打ちするというより、お打合せの中で一つひとつ相談しながら、今のかたちへと絞り込んでいかれました。
最初から要望を細かく言語化できていなくても、
暮らし方や「こうだったらいいな」という感覚を一緒に整理しながら形にしていく。
そんな住まいづくりの進め方を、この見学会で感じていただければうれしく思います。
こんな方におすすめです
・建売や画一的な間取りでは物足りず、素材感や設計の工夫で暮らしの質を高めたい方
・住宅街でも、人目を気にせず家族でゆったりくつろげる住まいをお考えの方
・子どもをのびのび遊ばせながら、インテリアや住まい全体の雰囲気にもこだわりたい子育て世帯の方
・今はご夫婦おふたりでも、これからの家族構成やライフスタイルの変化を見据えて住まいづくりを考えたい方
・ご主人・奥さまそれぞれが、趣味や仕事に集中できる“ひとり時間”の居場所を大切にしたい方
・中庭・コの字型プランや、視線をコントロールしながら光を取り入れる設計の工夫を実際に体感してみたい方
・小あがり和室や窓まわりのデザインなど、さりげない“和の遊び心”を暮らしに取り入れたい方
・造作家具や収納を、自分たちの使い方に合わせてしつらえたいとお考えの方