※住み始めてからの支払いは、ローンの返済だけではありません

1.住み始めて気づく「思わぬ出費」とは?
家づくり初心者の多くが、建物価格と住宅ローンの月々返済額ばかりに意識が向きがちです。
もちろん、ローン返済は家計にとって最も大きな固定費のひとつですが、実際に暮らし始めてみると「ローン以外の支払い」が必ずついて回ります。
例えば、メンテナンス費用や光熱費、固定資産税といった毎年の支出は、住まいの性能や素材の選び方によって大きく変わる項目です。
ここを理解せずに計画を進めると、「想像以上にお金がかかる家だった…」という後悔につながることもあります。
住まいは建てて終わりではなく、建てた後の暮らしこそが本番。
だからこそ、生涯にわたり安心して暮らせる計画を、最初の段階から考えておくことが大切です。
2.実は大きい維持費。素材選びで差が出ます。
暮らし始めてからの支払いの中でも、見落とされやすいのが“住まいの維持費です。
外壁や内装材の耐久性が低いと、数年ごとに修繕が必要になり、そのたびにまとまった費用が発生します。
一方で、漆喰や無垢材などの自然素材は、経年で劣化するのではなく「育っていく」という特徴があります。
小さな傷も味わいになり、部分補修で長く使えるため、長期的に見ると交換コストを抑えられる素材です。
また、断熱・気密の性能が高い住まいは、冷暖房にかかるエネルギーを大きく減らすことができます。毎月の光熱費をあまり気にというのは、生涯コストを考えるうえで非常に大きなメリットです。
初期費用の安さだけでなく、「長く住んだときにどれだけお金がかからないか」まで想像して選ぶことが、失敗のない住まいづくりにつながります。
3.総額の見える化で、安心して計画を進める
家づくりの予算を考えるうえで重要なのは、“建てた後に必要な支払いまで含めた総額”を把握しておくことです。
実際には、
・ローン返済
・光熱費
・固定資産税
・修繕費(メンテナンス費)
・家具や家電の買替え etc.
といった支出が複合的に家計に影響してきます。
エッグ住まいる工房では、こうした「建物以外にかかるお金」も最初の段階で把握できるよう、資金計画の段階から総額を一緒に整理することを大切にしています。
不安を残したまま計画を進めるのではなく、「未来の支払いが見えている安心感」。
この点はお客様に喜んでいただけるポイントです。
4.ローン以外のお金こそ、幸せな暮らしを左右する
住宅ローンは住まいにかかる費用の一部にすぎません。
光熱費・修繕費・税金といった“暮らし続けるためのお金”を理解することで、住まいの価値をもっと長く、もっと豊かに育てることができます。
自然素材でつくる住まいは、手入れをしながら長く大切にでき、結果として生涯コストを抑えられる選択肢でもあります。
家を大切にしたい人ほど、「建てた後のお金」を軽視しないことが、後悔しない住まいづくりの第一歩です。