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家の断熱性能の考え方

「家の性能」の事を最近よく考えるようになりました。

とはいえもう少し細部までデータを見て理解が必要。本当に複雑。
数字で見るデータと、肌で感じるデータ。
自分はまず数字で明確に差が出るものを見る方です。
1より2は大きい。
それはそう。当たり前のこと。

ただ、そこに肌で感じるデータというものが混ざるから急に複雑になる。
ひとつ室温の感じ方について例に挙げてみても
めちゃくちゃに個人差がある。
ご夫婦や友人とでもエアコンの使い方で微妙に意見がズレた経験が
皆さんにもあるんじゃないでしょうか。

住宅の性能の考え方はいくつかの段階を踏んで考えた方がいいと思ってます。
UA値という数字がひとつの目安になるので、それを元に話してみます


大前提:数字が少ない方が夏涼しいし、冬暖かい


これがまず基本にあります。

そしてここから皆さんご自身で検討して欲しい内容。


①:「寒冷地・温暖地のように極端な気候じゃない大阪では
    それほど高い性能は必要ない」

営業さんがよく口にする言葉。
ここから肌で感じるもの、主観の話になってます。
必要あるかどうかは個人差あるので
まずは「確かにそうかも」くらいにとどめて頂きたい所。


②:ご家族にとっての「理想の室温」を確認する

私がよくお話するのはこのあたりのことです。
どのぐらいの性能を目指すか。
それはお客様によって様々です。


③:性能を高めるために必要な費用と照らし合わせる

高性能な家にするためにはおのずと費用がかかってきます。
その金額の差と、ご自身が求めるスペックとのギャップを埋めること。
それがとても大事だと思っています。


家の性能は普段見慣れない数字が多く、とてもややこしく見えるかもしれません。
私たちは家の性能に対して
「性能は高めて建てた方がいい」という感覚と
「お客様の費用負担を抑えたい」という感覚のどちらともを持っています。
そのため、お客様には家の性能の説明をします。
そのうえで費用が上がってしまってでもスペックアップをしたいというご相談に対しては
とても肯定的な部分があります。
実際過去に窓の性能を一部アップしたりしたことは何度もあります。


私たちが心から願っていることは

建てた後で思ったより寒い・暑いとならないようにしたい ということ

そこがとても大切にしている部分
イメージとのズレや後悔ができるだけ無くなるようにと
気を付けてご説明するようにしています


私たちも出来るだけわかりやすく伝えられるよう
勉強して参りますので
これから家づくりを考える皆様には
家の性能の事について今一度考えてみて頂ければとおもいます