50代後半から考える「終の棲家」づくりセミナー

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1.50代後半は「強くしなやかな世代」
50代後半という年齢は、これまでの人生を振り返りながら、これからの暮らし方を真剣に考え始める節目でもあります。
一つの会社に尽くし、組織を支え続けてきた経験。バブル期からリーマンショック、そしてコロナ禍と、社会の大きな変化を体験しながらも、自分の力で生き抜く術を身につけてきた世代です。
その歩みは決して平坦ではなかったかもしれませんが、だからこそ今のたくましさがあります。
仕事に打ち込みながら家族を守り、地域とのつながりも大切にしてきた。
そんな「強い個」を持ちながら、柔軟に未来を切り開いてきたのが、50代後半の皆さんではないでしょうか。
そして今、人生の後半戦に差しかかるこの時期にこそ、「これからの暮らしをどう生きたいか」という問いが心に浮かんできます。
その答えの一つが「終の棲家を考えること」なのです。
2.なぜ今、「終の棲家」を考えるのか
定年を迎える前後は、生活のリズムも人との関わり方も大きく変わる時期です。
毎日忙しく働いてきた日々から、少しゆとりのある時間の使い方へとシフトしていきます。
その時に改めて、「今の住まいは、これからの自分に合っているのか」と見直す人が増えています。
今の家に愛着はあるけれど、二階建ての階段が不便に感じたり、掃除やメンテナンスが重荷になってきたり。
あるいは、これからの暮らしに合わせてもっと快適で安全な住まいに移りたいと考える方も少なくありません。
住まいを変えることは大きな決断ですが、50代後半というタイミングはまさに最適です。
まだ体力もあり、新しい住まいでの暮らしをしっかり楽しむことができる時期だからです。
3.50代後半が抱える3つの不安
「終の棲家」を考えるとき、多くの方が共通して抱く不安があります。
- お金の問題
新しい住宅にかかる建築費やローンの負担、さらにその後のランニングコスト。老後資金とのバランスをどう取るのかは、誰もが気になる点です。 - ライフスタイルの変化
仕事中心だった生活から、趣味や地域活動、家族との時間を大切にする暮らしへ。社会的立場の変化とともに、これまでの生活動線が合わなくなることもあります。 - 健康や介護への備え
これから歳を重ねる中で、身体の衰えに備えたバリアフリー設計や、介護が必要になったときの住まい方は大切な検討事項です。
これらの不安は決して特別なものではなく、多くの人が抱える自然な心配事です。
むしろ、そう感じられるからこそ「これからの暮らし」に真剣に向き合えている証拠でもあります。
4.不安を「安心とワクワク」に変える住まいづくり
不安は、見方を変えることで安心や希望に変えられます。
例えば、大きな出費となる新しい住まいは「消費」ではなく、「将来の自分や家族の安心と快適さへの投資」と考えてみることができます。安心できる住まいは、何よりも代えがたい資産です。
慣れた場所を離れることに不安を感じる方も多いですが、それは同時に「新しい出会いや発見に満ちた第二の人生のスタート」とも言えます。近隣の人とのつながりや、新しい地域での暮らしは、自分らしい生活に彩りを与えてくれます。
また、身体の衰えを心配するのではなく、「将来の自分を支えてくれる家づくり」として考えると、バリアフリーや自然素材を取り入れた設計は「知恵」に変わります。
不安を先取りして備えることが、未来を明るくする鍵なのです。
5.自分らしい「終の棲家」とは
では、どんな住まいが「終の棲家」と呼べるのでしょうか。
それは一人ひとりの価値観によって異なりますが、大切なのは「自分らしい時間を過ごせる空間であること」です。
趣味に打ち込めるスペース、庭で季節を感じられる空間、家族や友人が気軽に集まれる居心地のよいリビング…。
加えて、自然素材を取り入れた住まいは、安心感を与えてくれます。
漆喰の壁は調湿性に優れ、無垢材の床は素足でも心地よい。セルロースファイバーの断熱材は夏も冬も快適に過ごせる室内環境をつくってくれます。
自然素材に包まれる住まいは、まさに「健康で長く暮らせる終の棲家」にふさわしいといえます。
6.「終の棲家」づくりセミナーのご案内
こうした想いを込めて、私たちは「終の棲家づくりセミナー」を開催いたします。
- 日時:2025年9月7日(日) 10:00~11:00
- 会場:茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」
茨木市駅前三丁目9番45号 - 参加:1組様限定(ゆっくりお話しできるようにしています)
このセミナーでは、「なぜ今、終の棲家を考えるのか」をテーマに、住まいづくりのポイントや考え方を分かりやすくお伝えします。
具体的な相談ではなくとも、まずは情報を知っていただくための学びの場としてご活用ください。
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