住まいづくりで考えるサーキュラー(循環)
こんばんは!
茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房のフジオカです。
今週の月曜日、ついに大阪・関西万博が閉幕を迎えましたね。
最終日は大いに盛り上がりを見せ、閉幕を惜しまれている方も大勢いて。
かく言うフジオカも、ドはまりというほどではなかったものの、楽しかったなー、もっと行きたかったなー、大屋根リングなくなるの寂しいなー、とロスを感じております。
その大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」には、3つのサブテーマがありました。
中でも「いのちをつなぐ」には、“環境・自然・文化を次の世代へつないでいく循環型の社会を目指す”という想いが込められています。
この万博をきっかけに、「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」や「循環型農業」「循環エネルギー」など、“サーキュラー=循環”という言葉が、私たちの身近なものになったように感じます。
もともと、高度経済成長期の環境破壊や地球温暖化、海洋汚染、森林伐採など、地球の危機を経て、リユース・リサイクル・リメイクといった「循環の考え方」は私たちの暮らしの中に少しずつ根づいてきたものです。
エッグ住まいる工房の企業理念である
住まいづくりでスマイルづくり
~住まいづくりを通じて関わる全ての人々と地球を笑顔にする~
も、まさにその“循環の想い”と重なります。
人と地球が共に笑顔でいられるためには、持続可能な資源の使い方、また地球にも優しい素材選びが欠かせません。
住まいで言えば、何よりもまず「永く大切に住み継ぐこと」が最大の循環です。
永く住み継げる住まいは、新たな資源を消費せず、大量の廃棄物も出さない、まさに理想的なサーキュラー(循環)のかたちです。
そして永く住み継ぐためには、時間とともに味わいを深めてくれる自然素材がやはり最適です。
そして自然素材は、木・本漆喰・紙など、いずれも再生可能で土に還る素材。
仮に廃棄しなければならない場合でも環境に負担をかけず、むしろ自然へと還っていく──
これからの時代(は特に)、住まいには“地球と共に循環していく”ことが必要となるのではないでしょうか。
どうか住まいづくりを通して、人や地球が笑顔になりますように。
