知っておきたい洪水ハザードマップと水防法


こんにちは。
自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の関口です。
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

1.洪水ハザードマップとは?

洪水ハザードマップは、川の氾濫や大雨による洪水で、どの地域がどのくらい浸水する可能性があるかを示した地図です。
茨木市でも市内の河川や下水道の状況をもとに、浸水想定区域が作成されています。
このハザードマップは、水防法第14条に基づき市町村が作成・公表することが義務付けられており、住民が災害リスクを理解し、速やかに避難できるよう活用されます。
地図には浸水の範囲や深さ、想定される水の流れ、避難所の位置などが記載されており、家庭や地域の防災計画に欠かせない情報です。

2.「〇年に一度の洪水」と水防法の関係

ハザードマップには、「100年に一度の洪水」「500年に一度の洪水」といった表現が使われます。
これは過去の気象データや河川流量をもとに、統計的にその規模の洪水が起こる確率を示したものです。
例えば「100年に一度の洪水」は、毎年1%の確率で発生する可能性がある洪水を意味します。
水防法第14条により、こうした情報は市町村が正確に住民に伝える義務があり、避難行動や住宅選びの参考として活用されます。

3.ハザードマップの活用方法

茨木市に住む方は、自宅や職場が浸水の可能性のある地域かをハザードマップで確認することが大切です。
避難経路や避難場所を家族であらかじめ決めておくことは、安全な暮らしにつながります。
住宅購入や土地選びの際にも、洪水リスクを避けた場所を選ぶための参考になります。

とくに、茨木市など阪急京都線沿い・JR沿線の駅周辺は浸水域内となっていますので、このエリアで駅近を選ぶ際にはこういったリスクも把握した上で選ぶようにしてください。
各市のハザードマップは、市の公式サイトで確認可能であり、我々もお客様の土地探しをお手伝いさせていただく際に活用しています。





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この記事を書いた人

竹澤 貫

エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当 大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。 パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。

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