“いい住まいを長持ちさせる”は減税を味方に~耐震・省エネ・記録を「ひとまとめ」にして賢く育てる

こんばんは
茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の勝田です。

ニュースを見るたび、物価や金利の話題に肩の力が入ってしまいますね。
先が見えにくいなら、できることから整えるのが堅実。


ということで、毎日を支えてくれる住まいに、無理なくできる投資をして「良いものを手入れして長く使える」ような話題でお送りします。

補助金を活用する

いまは補助金・減税・融資を上手に使えば、初期の負担を抑えつつ、将来の健康・維持費・資産価値まで守れます。


今回は難しい言葉は避けつつ、”いい計画を立てて→無駄なく工事→将来に価値を残す”ための要点を3つだけお伝えします。
・現状を知る(プロに見てもらい、劣化・耐震・断熱の弱点を“見える化”します。まずは現状を知ること)
・工事を束ねる
(関連する改修を“ひとつの計画・申請・工期”にまとめて進めること)
・記録を残す
(工事写真・仕様書・検査の結果・保証書を1ファイルにまとめます。これは将来の資産価値の保険

です。

まずは家の健康診断(インスペクション)です。
劣化・耐震・断熱の弱点が見えると、ムダのない計画が立てられます。

次にリフォームは①耐震 → ②劣化対策 → ③断熱・設備 → ④記録の順で進められるのが、やり直しを最小にして効果を最大化できます。
個別に小出しするより、対象になる補助が見つかりやすく、工期・費用も効率的です。

最後に、工事写真や仕様書、検査結果、保証書を一冊に保管しておきましょう。
これは将来の「家の履歴書」になり、売却や相続の説明力=資産価値を底上げします。

新築や購入を考える人は、性能を“書類で証明できる家”を選ぶと税の優遇を受けやすくなります。
必要書類と申請期限は計画の初期に確認しましょう。

今後は人口や立地の差で「家が余る地域」と「選ばれる地域」が分かれますが、評価されるのは一貫して、

・きちんと手入れされている…管理が行き届いている
・基本性能が整っている…耐震・省エネ
・記録が揃っている…どんな工事を、いつ、どうやったか

この3点がそろっている家です。つまり、「長く住める準備」をした家が強い、ということですね。

補助は来年もあるの?

よくある質問に先回りします。

制度自体は継続の見込みが高い一方、名称・条件・対象製品・締切は毎年更新されます。
だからこそ、今年の枠が終わっていても準備をする意味は大きいです。

診断→束ねた計画→記録の3ステップを整えておけば、来年度の募集が始まったときにすぐ申請できます。
申請が不安でも、工務店や専門会社などの登録事業者が段取りまでサポートをすることができますよ。

まとめ

明るさ・断熱・耐震・記録は、贅沢ではなく”消耗を減らす投資”です。
小さな工夫で、毎日の快適さと安全、そして将来の価値を守れます。
制度は変わっても準備は普遍ですので、最新情報を確認しつつできる一歩から進めてみてください。

「まずは家の健康診断から」はじめませんか?

今年の制度が終わっていても、準備が早いほど来年に間に合います。

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