薪ストーブをピザ窯にしてピザを焼いてみたい人の家

「薪ストーブでピザを焼きたいです」
これはとあるオーナー様と、初めましての打合せをしたときに出てきた”夢”のお話。
みなさんこんばんは。茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 です。
”打合せ慣れ”したお客様
前回ブログで「打合せに慣れたお客様」のお話を少し書いたのですが、このお客様もまた、そんな打合せ慣れしたお客様でした。
前回ブログはこちら
https://www.egg-jp.com/staff_blog/staff_blog-23008/
「部屋は5LDK」 「仏壇があるので和室は欲しい」 「仕事用の小部屋がいる」
「キッチンは対面」 「建築地はここです」 「予算はいくらでローンはいくら」
ある程度「家を建てるために必要な情報はこれ」というポイントについて、こちらから確認するでもなくたくさん説明してくださいました。
そんな風に慣れているのには、理由がありました。
家づくり相談窓口 スーモカウンター
テレビやYoutubeでもCMをしてるのでご存じの方も多いかもしれません。
スーモカウンター。
これはイオンモールとかにお店がある「家づくり相談窓口」です。
スモスモスモスモスモスモスーモでおなじみスーモさんが出してるやつ。
ここでは「これから家づくりを始めたいんですけど何からやっていいか分からない。」
そんな方に
「あなたの要望でしたらA社・B社・C社さんにお話を聞きに行ってみるといいですよ。予約の相談してみますね。」
こんな感じで担当者に橋渡しをしてくれるやつです。
そんな窓口を経由して来られたこちらのお客様。
すでにA社、B社と打合せをしたあとでエッグ住まいる工房に来たので、住宅会社が質問するテンプレをよく理解している状態でいらしたわけでした。
でもそこで出てきてない「薪ストーブでピザ食べたい」話
そんな”打合せ慣れしたお客様”。実はこの最初に一方的に
「「私たちが建てたい家はコレです」」
をお話されたとき、薪ストーブの話なんて全く出てきてないんですよね。
そんな中、いつものように家の話のような、関係なさそうなような、そんなお話をお客様としている中で、とある質問をしたことがきっかけで出てきたのが、この薪ストーブでピザを焼いて食べたいという夢でした。
「なんで注文住宅、自由設計の家をわざわざ建てたいと思ったのか?」
新しい家が欲しい理由はお客様によっていろいろです。
そんな中で、何か動機やきっかけがあって、わざわざ家を建てようと思ったんじゃないかなと。
「友人の一戸建ての家に薪ストーブがあって、そこで焼いて食べたピザがものすごくおいしかった」
こんな話をしたから薪ストーブが必須になるか?というと、そういうわけではありません。
例えば、自宅に薪ストーブがあるような、そんなちょっとゆったり時間が流れるような暮らし方に憧れる方だったら。それなら別に薪ストーブじゃなくてもいい。何か家を「ゆったりとくつろげる空間を作る」方に考えます。
でもこのお客様は、「そうだった。アレをウチでもやれたらどんなに素敵だろうと思ったんだった」と、そこで初めて
このお客様にとって薪ストーブが必須アイテムへ変化しました。
薪ストーブが家にあることの意味
エアコンの方がいいんです。
部屋を暖めるなら。
そっちの方が燃費いいんです。
そっちの方が室温調整しやすいんです。
ぼんやり「薪ストーブってなんかいいよね」と思っている方はきっと分かると思います。
「そうじゃないんだよ!」と。わかります。僕もキャンプや焚火が好きなのでとてもわかります。
薪ストーブだからいい んですよね。
エッグ住まいる工房では、そんな感覚的なものをとても大切にしています。
どんな家を建てたいか?ではなく、どんな暮らしをしたいか?
その部分に掘り下げて住まいを作ります。
淡々と打合せをこなしたい方には不向きかもしれません。
ですが、こうしてお客様が自分で気付いていないような部分を一緒に探す。
そんな住まいの作り方を「素敵だな」と思ってくださる方がいれば、ぜひ一度いらしてください。
一緒に探せたらいいなと思ってます。
薪ストーブのある暮らしを見に行く
今回題材にしたお家ではありませんが、薪ストーブのあるお家を見学できるイベントがこの度開催されます。
私も薪ストーブを新しい家を建てるなら付けたい!という方は多くないと思います。
ですが、薪ストーブのように新しい家で何か叶えたい理想などがある方は、一見の価値があるかなあなんて思っていたりします。
今回は薪ストーブを囲みながらのんびりお茶をする。そんなイベントです。
なんかいいなあ と、そう感じる方がいらっしゃればぜひお越しください。
イベントページもここに置いておきますね。