子ども部屋 将来間仕切り

こんにちは。
エッグ住まいる工房 関口です。
今回は、子ども部屋について少しお話ししようと思います。
子ども部屋が2部屋欲しい場合に考えることになる次のことについて少し掘り下げてみましょう。
➀独立した2つの子ども部屋を計画するパターン
例 4.5帖の子ども部屋を2部屋作る
➁将来間仕切りのパターン
例 新築時は9帖の部屋を作っておいて、将来的に真ん中に間仕切りを設けることで4.5帖ずつ使えるようにしておく
上の画像は➁のパターンの例です。
(将来真ん中で仕切りを設けて部屋を2つに区切るイメージで、扉とクローゼットを2カ所ずつ用意してあります)
さて、➀と➁それぞれの特徴について考えてみます。
➀独立した2部屋
〇プライバシーを確保しやすい
例 子どもたちの性別が異なる場合などはより重宝する
△将来的な使い勝手に困る可能性
例 4.5帖が2部屋の場合、将来的に細かく仕切られた2部屋をどう使うのか、検討が必要
➁将来間仕切り
〇間取りを生活スタイルに合わせられる
例 新築時には家族みんなの寝室として広く使う↓
子ども部屋が必要になるころには扉などで間仕切り↓
子どもが巣立って帰省で帰ってくる際に大きな1室として利用してもらえる
△間仕切る物によってはプライバシーの確保が難しい
例 移動式の収納棚や扉などで仕切る場合はすき間が生まれるため音や声が漏れやすい
以上、簡単にまとめてみました。
ご家族ごとに家族構成や状況が異なるので、正解はありません。
ちなみに、私個人的には➁が好きです。
よく「可変性」などと言ったりしますが、何十年も暮らす家なので、その時々の家族の状況や生活スタイルに合わせて間取りを変えられるところに魅力を感じるからです。
注文住宅を計画する場合には、将来のことも視野に入れて計画ができる点も注文住宅ならではの良さかと思います。