茨木市の土地価格はなぜ上がっている?住みたい街の理由とは



こんにちは。
自然素材の注文住宅を手がける茨木市の工務店、エッグ住まいる工房の関口です。

今回は、私たちの拠点でもある大阪府茨木市の「土地相場」について詳しくお話ししたいと思います。

住宅購入を検討されている方の多くが、「今、土地っていくらくらいなのかな?」という疑問をお持ちではないでしょうか?
特に注文住宅をご検討されている方にとって、土地の価格は住まいづくりの計画全体を左右する大事な要素です。

この記事では、茨木市の中で「橋の内」にフォーカスし、過去から現在までの土地価格の推移を具体的なデータとともにご紹介します。

これから土地探しを始めようと考えている方や、すでに探し始めている方にとってもきっと参考になる内容になっているはずです。

茨木市が人気の理由とは?

まず初めに、なぜ茨木市の人気が高まっているのか、その背景について触れておきましょう。

茨木市は、大阪市内や京都市内へのアクセスが非常に良好で、「都心に通いやすく、自然も多い、ちょうどいい街」として注目を集めています。
JRと阪急の2路線が利用できる交通の利便性に加え、教育施設や公園、商業施設も充実しており、子育て世代を中心に定住を希望する方が増えているのが現状です。

また、コロナ禍以降「自分らしい住まい」を求めて注文住宅を検討される方が増えたことも、茨木市の土地需要を後押ししていると言えます。

エリア別に違う!?茨木市内の土地価格

茨木市といっても、駅近から郊外まで幅広いエリアがあり、土地相場にも差があります。

たとえばJR茨木駅や阪急茨木市駅の周辺は、通勤・通学に便利で需要が高く、土地価格もかなり高めです。(坪単価200万円超)
一方で、駅から少し離れたエリアには静かな住宅街も多く、暮らしやすさを重視した方から支持されています。
その中でも今回ご紹介したいのが、駅から少し離れた「橋の内」というエリアです。

【実例で比較】橋の内の土地相場、ここまで上がっている!

では、実際に茨木市橋の内で売買された土地の事例をもとに、土地価格の変遷を見てみましょう。

◆ 橋の内ってどんな場所?

橋の内は、阪急「茨木市駅」や「総持寺駅」から徒歩15分前後の距離にある住宅街。
駅から適度に離れている分、閑静で落ち着いた住環境が魅力のエリアです。
近隣にはスーパーや学校、公園などもあり、生活利便性も高いと評価されています。

以下に挙げる3つの事例は、いずれも住宅用地として販売された実際の物件です。


【土地価格の推移(橋の内エリア)】

事例年度(西暦)面積価格坪単価(目安)
令和1年(2019年)約91㎡(約27坪)1,860万円約68万円
令和5年(2023年)約99㎡(約30坪)2,450万円約82万円
令和7年(2025年)約102㎡(約31坪)3,080万円約99万円

※事例①の2019年は、新型コロナウイルスが世界的に流行し始めた年でもあり、住宅市場も大きな影響を受け始めた時期です。


◆ 坪単価で見る価格変動

  • 事例① → ②(4年で14万円アップ)
    坪単価:68万円 → 82万円(+14万円)
  • 事例② → ③(2年で17万円アップ)
    坪単価:82万円 → 99万円(+17万円)
  • 事例① → ③(6年で31万円アップ)
    坪単価:68万円 → 99万円(+31万円)



つまり、30坪の土地で比較すると、2019年と2025年では約930万円もの差が出ている計算になります。

これは、注文住宅を建てる際の土地取得費用としては非常に大きなインパクトです。

土地探しの注意点とアドバイス

土地価格が年々上昇していることは事実ですが、どのエリアでも同じように上がっているわけではありません。

◆ 上昇幅には差がある

  • 駅近や商業施設が近くにある便利なエリアは上がり幅が大きい傾向
  • 学校区によっても人気が集中し、価格が上昇しやすい地域がある
  • 日当たりや接道状況、土地の形状なども価格に影響を与える

「なぜこの土地が高いのか(または安いのか)」という点を理解しながら比較することが重要です。

◆ 情報は“最新”をチェック!

一年前の相場感で土地を探していては、予算オーバーしてしまうことも…。
必ず最新の土地価格を調べた上で、資金計画を立てることが成功への第一歩です。

エッグ住まいる工房ができること

エッグ住まいる工房では、土地探しから注文住宅の設計・施工まで一貫してサポートしています。

  • ご希望のエリアに合った土地のご提案
  • 土地と建物を合わせた総予算のご相談
  • 自然素材を使った健康で長持ちする住まいづくりのご提案

など、「住まいづくりのパートナー」としてトータルでお手伝いしています。






茨木市の土地相場についてはこちらもご覧ください▼

この記事を書いた人

竹澤 貫

エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当 大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。 パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。

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