2025/12/19
家づくりで節約していいところ・いけないところ

1.節約していいところは「あとから調整できる部分」
家づくりでは、
すべてにお金をかける必要はありません。
むしろ、
優先順位をつけて賢く節約することが大切です。
例えば、
照明器具やカーテン、家具などは、
暮らしながら買い替えや追加がしやすい部分です。
また、
最初から完璧を目指さず、
暮らし始めてから必要に応じて整えることで、
大きな出費を抑えることもできます。
外構も同様で、
必要最小限の内容におさえておき、
将来のライフスタイルに合わせて
少しずつ手を加えていくという考え方もあります。
こうした「後から変えられる部分」は、
節約しても後悔しにくいポイントです。
2.節約してはいけないのは「暮らしの土台になる部分」
一方で、
節約すると後悔しやすいのが、
家の性能や構造に関わる部分です。
断熱や気密、
耐震性、
建物を支える構造体などは、
完成後に簡単にやり直すことができません。
また、
床や壁など日常的に触れる部分の素材も、
暮らしの快適さに大きく影響します。
安さを優先して選んだ素材が、
劣化や不具合につながり、
結果的に張り替えや補修が必要になることもあります。
住み心地や健康、
将来のメンテナンスまで考えると、
ここは節約すべきではない部分と言えます。
3.「削る」ではなく「選ぶ」家づくりを
家づくりの節約は、
単に費用を削ることではありません。
どこにお金をかけ、
どこを抑えるかを「選ぶ」ことが大切です。
後から変えられる部分は柔軟に。
後から変えられない部分は丁寧に。
エッグ住まいる工房では、
最初の予算だけを見るのではなく、
暮らし始めてからの快適さや
将来のメンテナンスまで見据えた住まいづくりを大切にしています。
価格だけで判断せず、
長く安心して暮らせる家を一緒に考えることが、
結果的にいちばんの節約になると考えています。





