2025/12/20
見た目より大切?住んでから実感する暮らしやすさの正体

家づくりを考え始めると、どうしても最初に目がいくのは「デザイン」や「間取り」かもしれません。
SNSや施工事例で見かけるおしゃれな家は魅力的です。
けれど、実際に暮らし始めてから「本当に良かった」と感じるポイントは、写真では伝わりにくい部分にあることが多いのです。
住んでから差が出るのは「空気感」
新築の家に入ったとき、独特のにおいを感じた経験はないでしょうか。
それは建材や接着剤に含まれる化学物質が原因であることも少なくありません。
自然素材を使った住まいでは、空気がやわらかく、深呼吸したくなるような感覚があります。
漆喰や無垢材などの素材は、湿気を吸ったり吐いたりしながら、室内環境を穏やかに整えてくれます。
数値では表しにくいものの、「家に帰るとホッとする」と感じられる空気感は、暮らしの質を大きく左右します。
音と温度がつくる、ストレスの少ない日常
暮らしやすさは、音や温熱環境とも深く関係しています。
反響音が少なく、生活音がやわらかく感じられる空間は、知らず知らずのうちに心の余裕を生み出します。
自然素材の壁や断熱材は、音を吸収し、落ち着いた室内環境をつくってくれます。
また、夏はこもりにくく、冬は底冷えしにくい住まいは、冷暖房に頼りすぎない暮らしにつながります。
床の冷たさや部屋ごとの温度差が少ないことは、毎日の快適さだけでなく、将来の暮らしやすさにも影響します。
日常で暮らしやすさを感じられる住まい
家の価値は、見た目や設備の豪華さだけでは決まりません。
空気感、音、温熱環境といった五感で感じる心地よさは、住み始めてから少しずつ実感するものです。
エッグ住まいる工房では、自然素材の性能や心地よさを「特別なもの」ではなく、毎日の当たり前として感じられる住まいづくりを大切にしています。
長く暮らす場所だからこそ、流行や見た目だけでなく、住み続けた先の快適さを一緒に考えていけたらと思います。





