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2026/04/25

住まいづくり自然素材

私たちが自然素材にこだわる理由|自然素材という手段

私たちが自然素材にこだわる理由

自然素材を使った家づくりをしている工務店は全国にたくさんあります。その中で「なぜ御社は自然素材にこだわっているんですか?」と聞かれることは、打ち合わせの中でもよくあります。

みなさん初めまして。茨木市で注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の竹澤貫といいます。

この質問に対して僕がお伝えしているのは、
「暮らしの満足度や家の長持ちを考えると自然素材という手段がコスパがとてもいいからです。」
そうお返事するようにしています。
自然素材へのこだわりは「素材が好きだから」という話だけではありません。住む家自体の健康、住む人の身体の健康、そして毎日の暮らしの中での心の健康。この3つを同時に実現できる素材として、自然素材が最も理にかなってるという考えてが元になっています。

1つ目の健康:住む家を長持ちさせたいということ

家が長持ちするということの本当の意味

家の長持ちという言葉自体はみなさんご自身も漠然と意味をイメージして下さると思います。要するに建物が長く良い状態を保てるかどうか。いわゆるメンテナンス性の部分の話です。どんなに間取りが良くても、どんなに設備が充実していても、建物自体が早く傷んでしまえば暮らしの質は下がっていきます。

自然素材は、この「家の長持ち」という観点で優れた性質を持っています。

もし長持ちしない家の場合どんなことが起こるでしょうか?
それは、
見た目:壁紙が剥がれたりヒビが入る。
耐震性:元々耐震等級3の家で地震でビクともしなかったけど、30年後には地震がくると歪みやすい・揺れやすい家になった。
少し極端ですが、こういったことを指します。

素材の劣化と経年変化は別物

合板フローリングやビニルクロスは、年数が経つと色褪せて剥がれが起きます。これは「劣化」です。一方、無垢材の床は傷こそつきますが、色が濃くなり深みを増していく。漆喰の壁も、使い込まれるほど味わいが出てくる。これは「劣化」ではなく「経年変化」です。

この違いは、家の寿命という観点でも大きく影響します。劣化した素材は張り替えが必要になりますが、経年変化を重ねた素材はそのまま使い続けることができます。家全体のフローリングを張り替えるとなると費用は大きくなりますが、無垢材であれば表面を削るサンディングというメンテナンスで対応できることもあります。長く健康な状態を保てる家というのは、素材の選び方と深く関わっているものです。

2つ目の健康:住む人の身体の健康

化学物質と暮らしの関係

新築の家を見学すると、頭痛や目のかゆみを感じた経験がある方はいないでしょうか。これはシックハウス症候群と呼ばれる症状で、建材や接着剤に含まれる揮発性化学物質(VOC)が原因とされています。
国もこの問題を大きく取り上げており、2003年には建材に含まれる化学物質の含有量を制限する法律が制定されました。それでも今なお、厚生労働省ではシックハウス症候群についての議論が続いています。

自然素材はVOCの放出量が少ない素材が多く、化学物質過敏症やアレルギーを持つ方にとってリスクを抑えた環境をつくりやすいです。ただし、自然由来の素材であれば必ず安全かというと、そこは慎重に確認する必要があります。珪藻土や一部の漆喰には接着剤が含まれているものもあるため、素材の成分までしっかり確認したうえで採用することが必要です。

調湿と空気質が身体に与える影響

自然素材の調湿性は、家の耐久性だけでなく住む人の身体にも影響します。室内の湿度が適切に保たれることで、乾燥による喉や肌へのダメージを抑えられますし、過湿によるカビの発生も抑制できます。カビが発生しにくい環境はハウスダストの発生も抑えるため、喘息やアレルギー症状が出やすい方にとっては暮らしやすい環境につながります。

空気質という観点で言うと、塗り壁は空気中に舞うほこりやハウスダストが壁に付着しにくく、床に落ちやすい性質があります。床に落ちたほこりは掃除で取り除けますが、壁に張り付いたほこりは取り除きにくい。この違いが、毎日吸い込む空気の質に影響してきます。

3つ目の健康:暮らしの中での心の健康

「好きな空間にいる」ことの積み重ね

心の健康というと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、毎日帰ってくる家が「落ち着く場所かどうか」は、暮らしの満足度に直結します。木の質感、塗り壁の凹凸が作る陰影、素足で歩いたときの感触。こういった感覚的な心地よさは、数値で表しにくいですが、毎日の暮らしの中で確実に積み重なっていくものです。

自然素材の家を建てたお客様から「なんとなくずっと家にいたくなる」「帰ってくるのが楽しみになった」という言葉をもらうことがあります。これは大げさな話ではなく、自分が好きな素材に囲まれた空間で過ごすことの積み重ねが、そういう感覚を作っていくのだと思っています。

経年変化を楽しめる家は、住み続けるほど愛着が増す

新建材の家は、年数が経つほど見た目が劣化していきます。自然素材の家は逆で、年数が経つほど味わいが増していく。この違いは、家への愛着という点で大きく影響します。

住み始めた頃より今の方が好きだと感じられる家は、住み続けるほど心地よさが増していきます。リフォームや建て替えを考えるきっかけの一つに「家が古くなって嫌になってきた」というものがありますが、経年変化を楽しめる素材で建てた家では、そういう感覚が生まれにくいです。長く同じ家に愛着を持って住み続けられることは、暮らしの安定という意味でも心の健康につながると考えています。

よくある質問

自然素材は手入れが大変ではないですか?

特別な道具が必要なわけではなく、市販の材料でできるメンテナンスがほとんどです。無垢材の床であれば、いわゆるワックスがけというお手入れが推奨されます。また、漆喰の壁はひび割れが起きた場合に部分補修が必要になることがありますが、日常的に特別な手間がかかるわけではありません。「何もしなくていい素材」ではないですが、手をかけた分だけ良い状態が続くという素材の性質を、楽しみとして捉えられる方に向いています。

アレルギーがある家族がいますが、自然素材で改善できますか?

改善を保証することはできませんが、化学物質の放出量が少ない環境を作ることはできます。ただし、少しだけ自然素材を使った程度では効果は限定的です。特に化学物質過敏症の方の場合は、使用する素材の成分まで細かく確認する必要があります。打ち合わせの段階で症状や気になることを具体的に教えてもらえると、素材の選定に反映しやすくなります。

自然素材にこだわると予算は大きく上がりますか?

合板フローリングやビニルクロスと比べると、材料費も工賃も高くなります。ただ、どこにどれだけ使うかによってコストの増加幅はかなり変わります。全室に採用するのか、リビングだけに絞るのかでも総額は大きく変わりますし、設備のグレードとのバランスで調整する余地もあります。
初期費用だけでなく、長期的なメンテナンスコストも含めて考えると、判断の材料が増えてきます。

自然素材を使うという「手段」

僕たちが自然素材にこだわる理由は、流行っているからでも、見た目が好きだからだけでもありません。住む家自体が長く良い状態を保てること、住む人が身体への負担が少ない環境で暮らせること、そして毎日帰ってくる場所が心から落ち着ける空間であること。この3つを同時に実現できる手段として、自然素材が最も理にかなっていると考えているからです。

自然素材が全員に合うとは思っていません。素材の特性を理解したうえで「自分たちの暮らしに合う」と感じた方に、その良さを存分に感じてもらえる家を建てたいと思っています。

執筆者: 竹澤 貫

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