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2026/04/19

竹澤 貫

夫婦で意見が分かれたら?

みなさんこんばんは。
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 です。

僕がこういうお仕事をしてるので、もうすでに家を建てたことのある友人・知人から昔話を聞くことがしばしばあります。
「建てた時こうだった。」
そんなエピソード。

そんな当時を振り返る友人たちのお話が今日のテーマです。

すんなり決まった派

友人たちと家を建てた時の話をしていると色んなパターンの話を聞きます。
「ウチは結構すんなり決まったなぁ。」というA君
「おれのところは結構揉めたというか、中々決まらんかった。」というB君

実際こんな感じでお客様との打合せをしていて、もA君パターンもB君パターンもよくある話です。
すんなり決まったパターンのお客様の傾向として、共通しているのが

ご主人(奥様):欲しい物ややりたいことがかなり固まっていて、かつそれを言葉にできる。
奥様(ご主人):あまりこだわりはないが、打合せには積極的に参加している。
※ご夫婦逆もあります。

このパターンです。

よく結婚式が似ていると言われがちなのですが、挙げられた方は思い当たるところがあるかもしれませんね。ここでポイントなのは「どちらかが要望が強く、どちらかは要望が弱いこと」ではなく、「要望がそれほど強くなくても積極的に打合せに参加しているところ」かなぁというのが僕の感想。
どちらかに任せっきりにしてしまうのも、それはそれであんまりスムーズに進まなかったりするもんです。

あとこのパターンでスタートしても打合せを重ねる毎に徐々にこだわりが芽生え始める方も結構おりますので、「ウチはこのパターンだから多分すんなりだな!」と思うのも要注意です。

ちなみに先に言ってしまいますが、こうした「意見が食い違いぶつかる」のはめちゃくちゃ大事です。

結構揉めた派

そして今日の話で重要なのはこちら。
ご夫婦で意見がめちゃくちゃ食い違い、「 白 VS 黒 」みたいに両極端な要望がぶつかるパターンです。

まず前提として、これから家を建てようとしている方へのメッセージですが、心配しなくても結構な割合でこっちです。意見は一致しません。


キッチンの種類は好きに選んでいいよ。リビングの床も壁も決めていいよ。ドアの色も好きなの選びなよ。

「でもキッチンの色だけはおれが選ぶ」


こういうのもよくあります。どこかピンポイントでこだわりが出るケース。
そこで「じゃあキッチンの色あなたの好きなようにしていいよ」と行けばすんなり派なのですが、キッチンの色を決める=LDKの色合いとのバランスも出てきますので、「そこに赤はないでしょ!!」みたいなバトルになったりするんですね。難しいものです。

この意見の食い違いはとても大切

先に書いたことなのですが、この意見の食い違いという出来事。実はかなり大事です。

家を建てる上で一番避けたい事柄
それが、「本当は赤いキッチンがイヤだったけどまぁ合わなくはないかなと思ってその通りにした。」
「結果住み始めてからやっぱり違和感が強すぎてキッチンを好きになれなかった。」

こんな感じの住んでから後悔する。ということです。

こうならないためにも、お互いがどんな暮らしをしたいのか。どんな好みがあるのかを伝え合う時間というのはとても大事です。

プロが打合せに入る意味

とはいえ食い違いお互いの意見がぶつかり合い続けたままでは家は建ちません。
そこで覚えておいて欲しいのが、「僕たちがいる意味」です。

僕たちのような専門家の仕事の中には【提案】というとても重要なお仕事があります。

赤いキッチンにしたい!というご主人がいた場合、そこでお客様は
「赤いキッチン VS 白いキッチン」のような視点になってしまいます。

でも僕たちはそこでいくつかの【提案】をするわけです。
◎赤にも色んな種類があり、奥様が気に入る赤があるかもしれない。
◎キッチンではなくカップボードや照明に差し色で赤を使うのを気に入るかもしれない。
◎キッチンを対面型でなくアイランドにするとオシャレで気にいるかもしれない。


思いついたものを簡単に書きましたが、こういうことです。
もちろん結果的に「赤 VS 白」に帰ってくることもあります。笑
ですが、幅広く、視野を広くもって色々な選択肢の中で選ぶ。そのことにとても大きな意味があると思っています。

打合せの進め方

こんな風に書きましたが、こうした打合せの進め方というのはかなり会社のカラーが出ます。
エッグ住まいる工房のように【提案】を大切なものだと考える会社もあれば、お客様の要望通りに作ることを良しとする会社もあります。

僕たちの感覚からすると「要望通り」は非常に危険なのでそのまま建てることはほぼありません。
当然要望は全て聞きます。
ですがその中で「実際に住み始めるとこの収納は動線上使いにくくなりますが大丈夫ですか?」という確認がたくさん出てきます。

それを理解して納得したうえで選ぶ分には全く問題ありません。
「使いにくいことを承知の上で少しでも収納を増やしたかった。」というお施主様もいたりしますので。

でもそれを知らず・気付かずに建てた後で「使い勝手が悪いと気付いた。」は最悪だと思っています。

さて、すっかり長くなってしまいましたが、今日は家を建てる時に揉めたりした友人のお話をさせていただきました。でも、その意見のぶつけ合い自体はとっても重要です。
皆さんには、
①まずは自分が欲しい物、やりたい暮らしを整理すること
②それをご夫婦で共有しあうこと
③そして、それをプロを交えて相談すること

この3つがいい住まいづくりの秘訣ですよとお伝えして締めることとします。

執筆者: 竹澤 貫

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