2026/03/06
ストレスが和らぐ緑視率
こんばんは!
茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房のフジオカです。
昨日から、二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」に入りました。
啓蟄は一年のなかで三番目の節気で、「冬のあいだ土の中にこもっていた虫たちが、扉を開けて地上へ出てくるころ」という意味があります。
虫や草木が動き出すこの約15日間は、私たちの心や体も、苦味のある山菜など旬のものを頂くことで、少しずつゆっくりと春へ導いてくれる季節でもあります。
これから少しずつ新芽が芽吹き、春の息吹を感じていく時期ですね。
そんな季節の話と少し重なるのですが、住まいと自然の関係について興味深い調査があります。
国土交通省などの調査では、人の視界の中に占める緑の割合、いわゆる「緑視率」が高いほど、「安らぎ」や「快適さ」を感じる傾向があるという結果が示されています。
人は自然の緑を見ることで、無意識のうちに心が落ち着き、ストレスが和らぐとも言われています。
これを住まいに置き換えて考えてみると、ウェルビーイングにつながる家とは、必ずしも特別な設備が整った家だけではないのかもしれません。
例えば、リビングの窓から庭の木が見える家。
ダイニングの窓の先に、季節の草花が揺れている家。
朝カーテンを開けたとき、空と緑が視界に入る家。
そんな「ふとした瞬間に自然が目に入る暮らし」は、日々の心の状態を少しずつ整えてくれるのではないでしょうか。
そしてもう一つ。
エッグ住まいる工房では、住まいの中にも自然素材を多く取り入れています。
無垢の木の床や塗り壁など、人工的な素材ではなく、自然が生み出した素材です。
厳密に言えば「緑視率」は植物などの緑を指す言葉ですが、視覚的にも触覚的にも自然を感じられる素材が身の回りにあることは、人の安心感や心地よさにつながるのではないかと感じています。
外には庭の緑。
中には木や土などの自然素材。
そして、風や光が通り抜ける間取り。
住まいの内と外に、さりげなく自然がある暮らし。
それこそが、特別なことをしなくても心と身体を整えてくれる、ウェルビーイングにつながる住まいなのかもしれません。
派手さはないけれど、毎日を少し気持ちよく過ごせる住まい。 そんな住まいを、これからも丁寧につくっていきたい、そんなことを感じる春の始まりです。









