2026/01/17
冬の結露、正しく心配して健康に過ごそう
こんばんは
茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の勝田です。
共通テストが行われるこのタイミングといいますか、来週明けから冷え込む予報だそうです。
気がつけば窓まわりがしっとりなんて——そんな寒い時期ですね。
ささっと拭き取って終わりにする日もあれば、見て見ぬふりをする日もあるかもしれない「結露」について、この記事では「正しく知って」「正しく心配」、そして無理なく続けられる対処法についてご紹介します。

1.まず結露の仕組みについて
室内の温かい空気は水分をたくさん含めますが、冷たい面(窓ガラス・サッシ・外壁の隅)に触れると抱えきれなくなり、水滴として現れます。これが結露です。
たとえば室温20℃・湿度60%なら、表面温度が約12℃以下の場所で結露が出やすくなります。
つまり「湿度を上げすぎず、暖かくしすぎない」が要点です。
2.「見逃し禁止」の線引き
基本は見つけたら拭く。そのうえで次は放置NGのサインです。
・毎朝びっしょりが2週間以上続く
・黒点(カビ)が広がる、におう
・窓台や壁紙の変色・浮き・剥がれ
・収納内の布類がしっとりする
寝室、子ども部屋、押入れは健康リスクが高いので軽視しないことが重要と覚えておきましょう。
3.結露→カビがもたらす健康被害
簡単ですが身体に与える影響を順を追って説明します。
①室内で増えたカビは胞子を空気中に放出しています。
②吸い込みが続くと、咳・痰・息切れなどの呼吸症状や喘息の再発・悪化、アレルギーを誘発。
③室内で増えたカビの胞子やダニ由来アレルゲンは、咳・鼻炎・皮膚炎、そして喘息の再発・悪化と関わります。
湿った環境ほど症状のリスクが上がることが、国内調査や国際ガイドラインでも繰り返し示されています。
住まいの湿りを溜めない&作らないは、快適性だけでなく家族の健康の土台づくりのためにも意識づけをしておくことをお勧めします。
冬は湿度40〜50%、結露は見つけたら拭く、寝具や布製品は乾燥と洗浄を基本に——これが第一歩です。
※参考:厚生労働省
4.今日からのできることから簡単対策
1) 就寝前と朝の「5分換気」
夜は呼吸・入浴・料理で家の中の水蒸気が増えます。
朝も部屋が一番しめりがち。短時間でも外の乾いた空気と入れ替えると、窓まわりの結露が出にくくなります。
・寝る1時間前に5分、朝起きて最初に5分。
・寒い日は給気口+換気扇でも構いませんが、可能なら対角になる窓やドアを2か所開けて“風の通り道”をつくりましょう。
2) 窓まわりの「密閉をやめる」
厚手カーテンで窓をピタっとふさぐと、冷たいガラス面と湿った空気がカーテンの裏側でこもり、カビの温床になりがちです。
・厚手カーテンは床から1〜2cm浮かせる。
・日中はレースだけにして、窓際に空気を通す。
・結露が出た日は、朝いちにサッと拭く、コレだけです!
窓際にペーパーやワイプをさりげなく置いておくと、日常動線の流れで行えるのでオススメです。
3) 外壁側の大きな家具を「少し動かしてみる」
タンス・本棚・ベッドが外壁にベタ付けだと、家具の裏が冷えて空気も動かず、局所的に結露→カビになりやすい場所ができます。
・外壁に接する大型家具を5cm程度前に出す。
・ベッドヘッドも壁からこぶし一つ分離す。
押入れ・クローゼットは詰め込みすぎに注意して、ときどき開放するよう心掛けてみてください。
おわりに
調べていただければ、ほかにもたくさんの方法があるかとは思いますが、今回は「カンタン」で「継続しやすい」ものをご紹介いたしました。
これから一層寒くなる時期ではございますので、体温調整だけでなく住環境にも目を向けて元気に毎日を過ごしましょう。
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