2026/01/11
喘息で悩む子どもの頃『住まいに救われた経験から』

みなさんこんばんは
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 です。
昨年末にリニューアルしたHP。みなさんはもう色んなページをご覧いただけましたでしょうか。
まだオープンして1カ月にも満たないのですが、ありがたいことに1つ1つのページを本当にたくさんの方がじっくり読んでくださっているということは、閲覧履歴のデータを見て分かっておるわけです。
HPというのは、TOPページにアクセスをしてその時点でぷいっと出ていってしまわれる方がようけいます。
ですが、今はそうではなく、たくさんページを一個一個開いてジッと読み込んでくれている。
制作者冥利に尽きるというものです。
さて、そんなわけで、今日はそのくだんのリニューアルオープンしたHPの中で、とある1ページ
『自然素材の住まいづくり』についてもう少し深堀してみようと思い記事にしたためました。どうぞお付き合いください。
小児喘息で苦しんだ幼少期

「自然素材の家は身体に優しい」
おそらくこの記事を読んでいる皆さんはそんなイメージを持ってるのではないかと思います。あってます。そして、そんな自然素材の家というのは、大きく3つの理由があって「身体に優しい家」になります。
1つは湿度調整。
室内が高い湿度にならないため、ダニやカビが発生しにくくなる。
2つは化学薬品。
接着剤があまり使われないことによって、室内に人体に有害な化学薬品が空気中に発生しにくくなる。
そして3つはハウスダスト。
今日はこのテーマです。ほかのテーマはまた次回記事にするのでよかったら見てみてください。
以上3つの性能のおかげで文字通り「身体に優しい家」は生まれます。
そしてその中でも僕自身の症状。小児喘息。
これを救ってくれたのは3つ目。ハウスダストの対策ができるという性能が起因していました。
病院に連れていかれた竹澤少年

当時小児喘息を患っていた僕は、必ず喘息の発作が発生する2種類のタイミングが分かっていました。
季節の変わり目。そしてホコリの舞う環境。この2つです。
季節の変わり目は単純な寒暖差の影響や、自律神経の乱れなどが要因とのこと。
そしてホコリの舞う環境は、掃除をしているときやふざけて枕投げをしているときなどに出ていたもの。
しかしながらそれだけでなく「いつ発生するかわからないけど不規則に出る発作」にずっと悩まされていました。季節の変わり目でもなければ、ホコリが舞う環境にいるわけでもない。ではなぜ。
こうして病院に連れられていき、検査を受けて分かったことがありました。
それは異常なまでに高いハウスダスト(ホコリ・ダニ)に対するアレルギー数値でした。
元々ホコリが要因で発作が出るということは分かっていたものの、あまりに高いアレルギー数値をたたき出した結果お医者さんが導き出した答えは一つでした。
「住環境を変える」
当時の両親は元々建設業をしていたこともあり、それならばと色々と調べ、こうして一つの結論にたどり着いたのだそうです。
それが、自然素材の家。漆喰の壁でした。
ビニールクロス(壁紙)と漆喰の違い。静電気
みなさんはビニールクロス(壁紙)と漆喰の違いに 静電気 という違いがあることはご存じでしょうか。通常の住宅に使われるビニールクロスは文字通りビニール製品。それ自体が電気を帯びる性質を持っています。それに対し漆喰は消石灰で出来たもの。こちらは電気を帯びません。
漆喰の壁ならこのハウスダストが壁に吸着せず床に落ちます。
それがビニールクロスは静電気を帯びやすく、壁に吸着しやすいという特徴があります。結果顔の高さ。高い位置に浮遊し、吸い込んでしまいやすい環境が生まれます。
このハウスダストは当然人の動きやエアコンの風などで動きますが、ビニールクロスの壁の場合は付着したホコリが空気の流れで再浮遊しやすい傾向があるというわけです。
ちなみにこの性質は花粉にも同じことが言えます。嬉しい。
花粉が舞う時期は家の外だけでなく、その花粉は室内にも入ってきてしまいます。服とか髪にもついてますのでね。そして、その花粉もハウスダスト同様あまり再浮遊しないで済むため、症状を抑えてくれる効果にも期待できます。

住まいに救われる。そしてそのことをまわりの方へ
こうしてみるみるうちに「いつ発生するかわからないけど不規則に出る発作」はおさまるようになっていきました。変わらず季節の変わり目やホコリが舞う環境に行くと喘息は出てしまうのですけれどもね。これは今もです。中々ツライもんですがね。慣れたものです。
さて、この話はここで終わりません。
当時この住居のリフォーム工事をした母は「同じように喘息で悩んでる人がいるかもしれない」という考えに至りました。このことがきっかけで、当時のエッグ住まいる工房の前身である[リフォームスタジオegg]は、健康的な住まい。自然素材の暮らしというものを取り入れてお客様にオススメするようになっていきました。
その後健康や快適な暮らしのためには素材だけでなく、家そのものの性能なども高めていき、今のエッグ住まいる工房になったという歴史です。
長くなりましたが、『住まいに救われた経験から』というテーマで語られた自然素材の住まいづくりへの思いについてお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
別の記事でもお話しているのですが、僕は何かを選ぶときにその理由を大切にしたい方と住まいづくりをしたいと考えていまして、それはこの自然素材も例に漏れません。
皆さんご自身にとって、自然素材を選ぶ場合はどうして自然素材を使いたいのかを考えてみて欲しいなと思っております。





