2026/03/27
環境の変化に左右されにくい“健やかな住まい”とは?
こんばんは!
茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房のフジオカです。
最近、ニュースをつければ中東情勢の緊迫した話題ばかり。
どこか遠い国の出来事のように感じながらも、実は私たちの暮らしに直結している――そんな現実を改めて感じています。
そしてその影響は、住宅業界にも確実に広がってきています。
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原油高騰!断熱材が「40%」値上げの衝撃
今回、特に衝撃だったのが断熱材の値上がりです。
住宅でよく使われる断熱材「押し出し成形ポリスチレンフォーム」は、原料が石油由来のため、原油価格の影響をダイレクトに受けます。
ここ数年のじわじわした値上げとは違い、今回の“現行比40%アップ”は、さすがにインパクトが大きいですね…。
実際に建材メーカー各社からも値上げの案内が出ており、原油価格の高騰や輸送コストの上昇などが背景にあるとされています。
こうした動きは一時的というより、今後もしばらく続く可能性が高いとも言われています。
これから住まいづくりを考える方にとって、決して無視できない問題になってきています。
セルロースファイバーという“振り回されにくい選択”
そんな中で、少し救いでもあるのが、エッグ住まいる工房が採用しているメインの断熱材がセルロースファイバーであること。
新聞紙などの古紙をリサイクルした断熱材で、石油への依存度が低く、価格のブレも比較的穏やかです。もちろん影響がゼロではありませんが、「世界情勢に振り回されにくい素材」であることは間違いありません。
これからの家づくりに必要な2つの視点
ただ、今回の出来事を通して感じたのは、これからの住まいづくりにおいて
「世界情勢の影響を受けにくい国産材」
「エネルギーに頼りすぎない住まいづくり」
こうした視点が、ますます重要になっていくということです。
いわゆるZEH住宅のように、エネルギー収支を考えた住まいの価値も、これまで以上に意識が高まっていくのではないでしょうか。
エッグ住まいる工房が大切にしてきた考え方
そして、これはエッグ住まいる工房がこれまで大切にしてきた考え方とも重なります。
例えば、できるだけ自然素材を使うこと。
木や紙といった再生可能な素材は、石油製品に比べて世界情勢の影響を受けにくく、長い目で見ても安定した住環境をつくりやすいという特徴があります。
また、断熱や通風・採光といった“設計の力”で、なるべく機械に頼らず心地よく過ごせる家を目指している点も同じです。
エアコンや設備に頼りきるのではなく、「そもそも快適な状態をつくる」という考え方ですね。
外部環境に左右されにくい“健やかな住まい”とは
こうした積み重ねが、結果として光熱費を抑えるだけでなく、外部環境の変化に左右されにくい“健やかな家”につながっていくのだと思います。
住まいは、完成した瞬間がゴールではなく、そこから何十年と暮らし続けるもの。
だからこそ、目の前の価格や性能だけでなく、「これからの社会の変化に耐えられるか」という視点も大切にしていきたいですね。
これから先も安心して暮らせる住まいを、一棟一棟丁寧にかたちにしていきたい。
そんなことを、今回のニュースから改めて考えさせられました。







