2026/02/14
カウンターに適した木の種類は?後悔しない樹種おすすめ3選+比較一覧(6種)

カウンターの木は「樹種」と「板の作り方」で満足度が変わる
「カウンターが欲しい!」という声は、注文住宅のお打合せをしているとかなりの割合で出てくるリクエストの一つです。
そんなカウンター材ですが、材料を選ぶとき実は2つの判断が重要になってくるということをご存じでしょうか。
- ① どの木の種類か(タモ・ケヤキなど)
- ② 一枚板か積層材か
多くの人は①だけ見ますが、
②の違いのほうが使い心地に影響する場合が多くあります。といいますか、そもそも②で出てくる単語「積層材(せきそうざい)」という言葉を、今日今初めて見た方もいるかもしれないですね。
この記事では
- 住宅で使われる代表6樹種の比較
- おすすめ3種
- 一枚板と積層材の違い
をまとめます。
本日記事のご説明をしていきます エッグ住まいる工房 竹澤貫 と申します。
カウンター欲しいなあと思われている方は、ぜひ最後までお付き合いください。
木の種類の比較一覧表
| 樹種 | 硬さ | 木目 | 水耐性 | オススメの使い方 |
|---|---|---|---|---|
| タモ | 強い | 直線で上品 | 普通 | キッチン・デスク |
| ケヤキ | 非常に強い | 個性的 | 強い | 洗面・主役 |
| オーク | 強い | ナチュラル | 普通 | 万能 |
| ウォルナット | 普通〜強い | 高級感 | 普通 | デスク |
| チェリー | 普通 | 経年変化美しい | 普通 | 家具系 |
| ゴム集成材 | 普通 | シンプル | 普通 | コスパ |
一枚板と積層材の違い(ここ重要)

■ 無垢の一枚板
無垢の一枚板で作られたカウンターは、一目見ると物の良さを感じられるような、それだけの存在感を放ちます。
しかしながらそもそも物自体が高価であることや、大きな材料(長尺)のものはより高価になったり、手に入らない場合があったりと、手放しにお施主様に勧められる材料とも言えません。
- 木をそのまま1枚で使う
- 大きさに制限がある
- 木目が唯一無二
- 重厚感がある
- 高価になりやすい
- 反り対策が重要
→ 主役になる場所向き
■ 積層材(集成材)
積層材で作られたカウンターは、無垢の木材を貼りあわせて繋げることで作られる材料です。シート貼りのものに比べると経年変化を楽しむことができる面など、コストと性能のバランスがとても優れている反面、見た目で一枚板でないことがすぐにわかるため、選び方には注意が必要です。
- 板を貼り合わせて作る
- 強度が安定
- 反りにくい
- コスト抑えやすい
- サイズ自由
→ 実用カウンター向き
■ 現実的な選択の結論
- 見せ場 になるキッチンやダイニングカウンター→ 一枚板
- 普段使いをする頻度の高いカウンター → 積層材
これが現実的な選択の目安です。
ただし
「配膳のためにキッチンカウンターに毎朝晩料理を置く」
「子どもの勉強のためにダイニングカウンターで毎日宿題をさせている」
など、ご家族によって使い方は様々です。ダイニングキッチン=一枚板というわけではない点にご注意を。
また、「使用頻度が高いから一枚板はオススメではない」というわけでもないです。子どもの宿題用のカウンターに一枚板を使うということも、もちろん問題ありません。あくまで参考例としてお聞きください。
後悔しない樹種おすすめ3選
おすすめ① タモ|万能で住宅実務最強

最もバランスが良いのがこちらのタモ材。
- 適度な硬さ
- 木目が素直
- 価格と品質バランスが良い
迷ったらタモを採用すると大きく失敗することはないと言い切れるほどに、万能なカウンター材です。
おすすめ② ケヤキ|耐久と存在感

非常に硬く、高品質な家具などにも採用されることの多い材料です。
- 水にも強い
- 一枚板に最適
主役のカウンターにはとても向いています。
おすすめ③ オーク|現代住宅の標準

近年注目度がとても高くなっているのがオーク(ナラ)材。綺麗な木目ながら落ち着いた色味をしているため、家具に馴染みやすいところがかなりポイントです。
- ナチュラルで合わせやすい
- 強度十分
- 家具と統一しやすい
市販の家具でも採用率・普及率がとても高いため揃えやすい点も覚えておきたいところ。
何を理由に選ぶのか?使い道?見た目?価格?
オススメの木の種類の話をするとここで挙げたもの以外にも本当にたくさんの木があります。
例えば一枚板の場合はクス、モンキーポッド、トチなどもとても人気の樹種です。
ですが、ここではそうした木の種類だけで選ぶのではなく、一枚板か?積層材の方がいいか?なども含めて総合的なお話としてまとめていきました。
実際のエッグ住まいる工房では
一枚板にはケヤキの採用率が高く
積層材にはタモの採用率が高い という実績があります。
◎使い道で選ぶ
◎木目や色など、見た目の好みで選ぶ
◎価格で比較して高くても気に入るものを選ぶのか、価格を抑えるのか
重要なのは、納得して自分がきちんと気に入ったものを選ぶということです。
<マルホン一枚板カウンター商品ページ>
https://www.mokuzai.com/Product/boule
<woodone積層材カウンター商品一覧ページ>
https://www.woodone.co.jp/product/item/housing/laminated_wood_standard/
よくある質問(FAQ)
Q. 一枚板の方が良いですか?
必ずしもそうではありません。見た目や雰囲気、素材感重視なら一枚板、価格や実用重視なら積層材が向いていると言えます。
Q. 無垢カウンターは反りますか?
湿度変化はありますが、乾燥管理と施工で防げます。しかしながら「全く反りません」とは言えないことに注意は必要です。
Q. 積層材(集成材)は安っぽい?
まずは実物を一度ご覧いただくのが一番ですが、積層材(集成材)も材料自体は本物の木ですので綺麗な木目が出ます。耐久性や、木目のパターンはむしろ安定するため、そちらの方が好みの方も一定数おられます。決して安っぽくはなりません。
まとめ
万能:タモ
耐久最強:ケヤキ
バランス:オーク
そして重要なのは
樹種だけでなく「一枚板か積層材か」も考えること。
ここを押さえれば、ワンランク上のカウンター選びができる用になります。失敗しないカウンター選びをして、納得のお住まいを作り上げましょう。。





