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2026/04/04

勝田 晋次

新築の自然素材に傷がついたらどうする?落ち込んだときに知っておきたい考え方と対応

せっかく建てた新しい住まい。
無垢の床や塗り壁、木の建具など、ひとつひとつにこだわって選んだ自然素材だからこそ、ほんの小さな傷でも気になってしまうことがあります。

「まだ住み始めたばかりなのに」
「こんなに早く傷がつくなんて」
「自然素材って、やっぱり扱いが難しいのかな」

そんなふうに感じて、少し落ち込んでしまう方も少なくありません。

でも実は、その戸惑いはとても自然なことです。
住まいを大切に思っているからこそ、傷や変化が気になる。まずはその気持ちを、否定しなくて大丈夫です。

そしてもうひとつお伝えしたいのは、自然素材の家は「傷がつかない家」ではなく、時間とともに付き合い方がわかっていく家だということです。

この記事では、自然素材に傷がついたときに知っておきたい考え方と、必要以上に不安にならないための見方を整理していきます。

こんな方におすすめです

  • 無垢床や塗り壁の傷が気になっている方
  • 自然素材の経年変化に不安がある方
  • 自然素材の家は実際どうなのか、住んでからの様子を知りたい方
  • 傷や変化も含めて、自分たちに合う住まいかどうかを確かめたい方

傷が気になるのは、住まいを大切にしたい気持ちの表れです

新築の住まいは、誰にとっても特別です。
とくに注文住宅は、打ち合わせを重ねて、自分たちの暮らしに合わせて一つずつ決めていくもの。思い入れが深くなるのは当然です。

だからこそ、無垢床に小さなへこみができたり、壁にわずかな汚れや擦れを見つけたりすると、気持ちが沈んでしまうことがあります。

ですが、ここでまず大切なのは、
「傷が気になる=自然素材に向いていない」わけではない
ということです。

むしろ、住まいを大事に使いたいと思っている方ほど、最初は敏感になります。
丁寧に暮らしたい気持ちがあるからこそ、不安も生まれます。

自然素材の家は、そんな気持ちを持つ方と、決して相性が悪いわけではありません。
最初に少し戸惑いながらも、付き合い方を知ることで安心していけることが多いのです。

自然素材の家は、「変化しない家」ではありません

無垢の床や塗り壁、木のカウンターなどは、工業製品のようにずっと同じ表情を保つものではありません。使い方や日々の暮らし方によって、少しずつ表情が変わっていきます。

無垢床に起こりやすい変化

  • 物を落として小さなへこみができる
  • 椅子の引き方で細かな擦れが出る
  • 日当たりや使い方で色味に変化が出る

塗り壁に起こりやすい変化

  • 生活動線に近い場所に汚れがつく
  • 家具や手が触れる場所に擦れが出る
  • 住み始めてから細かな変化が気になる

もちろん、何でも「味」として受け入れなければいけないわけではありません。
ただ、自然素材の家は、はじめから“全く変化しないこと”を前提にした住まいではないということは、知っておくと気持ちが少し楽になります。

左は竣工時、右は約1年半後。わずかに日常生活でつく”くすみ”もありますが綺麗です(ともに自然光撮影)

傷=失敗、ではありません

傷がつくと、「せっかく高い買い物をしたのに」「自分たちの選択は間違っていたのでは」と感じてしまうことがあります。

ですが、実際には
傷がついたことと、住まい選びが失敗だったことは、別の話です。

大切なのは、その傷が

  • 補修や手入れで整えられるものなのか
  • 日々の暮らしの中で自然に起こる範囲なのか
  • 本当に不具合として見るべきものなのか

を落ち着いて見ていくことです。

自然素材の住まいは、暮らしてから初めて見えてくることがあります。
だからこそ、「思っていたのと違う」と感じたときに、すぐに失敗と結びつけるのではなく、どう付き合えばよいかに視点を移せると、見え方が変わってきます。

文章を読んで安心できても、最後は“実物”がいちばんわかりやすいです

ここまで読んで、
「なるほど、考え方としてはそうかもしれない」
と感じていただけたかもしれません。

ただ一方で、自然素材の傷や経年変化については、文章だけでは判断しきれない部分もあります。

実物を見るとわかりやすいこと

  • どの程度の傷なら気にならないのか
  • 経年変化を味わいと感じられるのか
  • “使用感”と“劣化”の違いを自分はどう受け取るのか
  • 無垢床や塗り壁が暮らしの中でどう見えていくのか

こうしたことは、実際の住まいを見ると一気にイメージしやすくなります。

自然素材の家に向いているかどうかは、カタログや写真だけではなく、住んでいる家を見たときの自分の感覚でわかる部分が大きいのです。

実際に住んでいるお家で、自然素材の“その後”を見てみませんか?

そこで私たちは、
「自然素材の暮らしを知ることができるオーナー様宅見学会」
を開催しています。

この見学会では、完成直後のきれいな状態ではなく、実際に住まわれているお家を見ていただけます。

この見学会でわかること

  • 無垢床の傷や風合いがどう見えているか
  • 塗り壁が暮らしの中でどんな印象になっているか
  • 住んでから感じる使い勝手や心地よさ
  • 時間が経った自然素材を、味わいと感じるかどうか

「自然素材って素敵そうだけど、実際どうなんだろう」
「傷や汚れ、ひび割れなど、暮らしてからのことが気になる」
そんな方にとっては、パンフレットや説明以上に参考になる時間になるはずです。

すぐに申込むのが不安な方へ

見学会と聞くと、少し身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

  • まだ検討の初期段階
  • まずは情報収集をしたい
  • いきなり参加フォームは少し重たい
  • 自然素材についてもう少し理解してから考えたい

そう感じるのも、とても自然です。

住まいづくりは大きな選択ですから、いきなり決めなくて大丈夫です。
まずは不安を整理しながら、少しずつ理解を深めていくことが大切だと、私たちは考えています。

そのうえで、
「文章を読んで少し安心した」から一歩進んで、実際の住まいを見て確かめる
という流れは、自然素材の家を考える方にとって、とても相性の良い進み方です。

定期的に開催している”漆喰のメンテナンス体験会”の様子

自然素材の家は、“きれいなまま保つこと”だけが価値ではありません

自然素材の家は、確かに傷も汚れもゼロにはできません。
でもその一方で、触れたときのやわらかさや、空気感、時間とともに深まる表情など、数字やスペックだけでは伝えきれない魅力があります。

だからこそ大切なのは、
「傷がつくか、つかないか」だけで判断しないこと
です。

自分たちにとって、その素材の変化が受け入れられるものなのか。
住んでいくほどに心地よさを感じられるのか。
それを知るには、実際に暮らしている住まいを見ることが、遠回りのようで近道になることがあります。

迷っている方こそ、一度“その後の自然素材”を見てみてください

新築の自然素材に傷がついたとき、落ち込んでしまうのは自然なことです。
でも、その気持ちだけで「自然素材は自分たちに合わない」と決めてしまうのは、少しもったいないかもしれません。

大切なのは、傷がつくことそのものではなく、それも含めて心地よく付き合っていける住まいかどうかです。

その判断材料として、実際に住まわれているお家を見ることは、とても役に立ちます。

自然素材の家の“きれいな完成直後”ではなく、暮らしが重なったあとの姿を見てみたい方は、ぜひ見学会もご覧ください。

関連記事もあわせてご覧ください

「いきなり見学会は少しハードルが高い」
そんな方は、まずは関連記事から自然素材との付き合い方を知っていただくのもおすすめです。

つい神経質になりがちになってしまう新築の傷への不安を受け止める内容です。
自然素材の家は何がいいのか。オーナー様の声を交えて解説しています。
漆喰メンテナンスの体験会のご案内です。一度実際に塗り壁に触れてみましょう!

執筆者: 勝田 晋次

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