子どものために建てる家。子どもと一緒に建てる家。

みなさんこんばんは
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 です。

先日会議の中でとあるキーワードが出てきました。
それが「キッズデザイン賞」というもの。

今日はその「キッズデザイン賞」のことをちょっと考えてみたので、そんな記事にしました。

「キッズデザイン賞」のこと

キッズデザイン賞は、
子どもや子どもの産み育てに配慮した
すべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度です。

外部リンク:キッズデザイン賞(https://kidsdesignaward.jp/

これまであまりこの賞について深堀りして考えてきたことは無かったのですが、
「キッズデザイン賞ってこういうものだろうな」と思っていた大方の予想通りといえば予想通り。
あ!そういえば!と思い出したのは、過去僕が務めていたハウスメーカーミサワホームの話。あの会社毎年このキッズデザイン賞を受賞し続けてきてました。

お客様にとっての安心材料。会社にとってのPR材料。

そんなキッズデザイン賞の公式HPを見に行くと割とすぐわかること。それは、「企業向けにキッズデザイン賞の価値を説く内容になっている。」ということです。
どちらかというとお客様(ユーザー)にとってどんなメリットがあるみたいなことあんまり書かれてないんですよね。

とはいえある意味わざわざ書かなくてもいいっちゃいいような内容。僕自身が「こんな意味合いで作られた賞やろうな」と想像した通りだったように、多くの方にとっても同じなのだろうと思います。

子どもと一緒に建てる家

そんな「キッズデザイン賞」のことを調べていて、「わかりやすくていいなぁ。ウチも何かでキッズデザイン賞取れないかなぁ。」なんてことを率直に考えていたのですが、僕たちエッグ住まいる工房はほんの少しだけ視点が違うかもしれない。とも感じたりしていました。

一般的にこの住宅業界におけるキッズデザインというのは、
「お父さんお母さんが、子どものために考えて作る家。」
「お父さんお母さんが、子育てをしやすいように考えて作る家。」
として使われている言葉です。


子どもや、子どもの産み育てに配慮した製品」を作る。
そんなキッズデザイン賞の僕なりの解釈。


それが
「子どもが、自分のために考えて作る家。」です。


まだ小さい子どもにとって「自分で考える」なんて無理無理!と思うかもしれません。笑
でも、こうして新しい家の計画、住まいづくりに関わるということ。子どもたちがほんの少し大きくなったころ、私たちの想像以上にそのことを覚えています。

中には契約当時まだ2歳だった女の子の子どもが、9歳になった今「将来はお家を作る人になる」と言ってるようなこともあるから驚きです。


未来の設計士さんと弊社代表が再開した記事はこちら

https://www.egg-jp.com/staff_blog/staff_blog-21190/

子どもにとって住まいづくりが「楽しかったもの」でありたい

とはいえ打合せには毎回2時間以上かかりますので、目一杯べったり参加は子どもにとって重労働です。大人にとってもですけど。

だから、併設しているキッズスペースで遊んだり、空いている机で宿題していたり、手のあいているスタッフと折り紙をする子もいました。


子どもたちが「エッグさん楽しい!」になって、「お家楽しみ!」になるような。そんな時間であればいいなといつも思っています。

来月開催する予定の恒例イベント『すまいるこども工務店』
このイベントもまた、「子どもたちにとって記憶に残る体験をしてもらう」ために始まった取り組み。
きっとまたたくさんの子どもたちが押し寄せてくることかと思います。

「子どものための家」と「子どもと建てる家」
どちらも大切だけど、僕らは後者のほうが好きだなぁと。そう思てたりします。

「そんな風に家をつくれたらいいなあ」と、共感して下さる方がいればぜひ遊びにいらしてください。
いい住まいづくりを一緒にやりましょう。

この記事を書いた人

竹澤 貫

エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当 大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。 パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。

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