子育て世代が後悔しない家づくりのポイント


家づくりを考える子育て世代にとって、「住み心地のよさ」「安全性」「家事のしやすさ」は大きなテーマかと思います。
入居後の「もっとこうすればよかった…」という声の多くは、暮らし始めてから気づく生活導線や子どもの成長にまつわるもの。
そこで今回は、子育て世代が後悔しないために押さえておくべきポイントをまとめてみました。

1.子どもの成長を見据えた変化に強い間取り

子どもはあっという間に大きくなります。
小さいうちは家族で一緒に過ごす時間が多くても、中高生になれば個室や静かな学習環境が必要に。
そんな子どもが独り立ちして家族を持てば帰省する場所が必要に。
将来像を見据えた柔軟な設計が後悔を防ぎます。

例えば、最初は広めの子どもスペースとして使い、成長後に仕切って2部屋にできる可変式の子ども部屋は非常にポピュラーです。
リビング学習が中心の時期はリビング横にスタディカウンターを設け、必要に応じて収納に転用するなど、多機能な空間は長い目で見るほど価値が高まります。

エッグ住まいる工房では今の家族状況だけでなく、成長とともに変わっていく将来のことも見据えながら間取りの提案をしています。

2.家事ラク導線と物が散らからない工夫

子育て中は「片付けても片付かない!」「とにかく家事が終わらない!」という悩みがつきもの。
その原因の大半は、住まいの導線にあります。

たとえば、キッチン → 洗面 → 洗濯 → 収納 の流れが一つにつながる家事一巡動線。
たとえば、1階にファミリークローゼットを計画すると、洗う・干す・しまうが同じ階で完結し洗濯動線が圧倒的に楽になります。

また、玄関には大容量の土間収納、リビングには子どものランドセルや衣類などの一時置きができる収納を用意することで「散らかる前に片付いている」状態に。

エッグ住まいる工房では、お施主様と一緒に暮らしを想像しながら、ご家族の生活導線に合ったストレスの少ない間取りを提案しています。

3.健康を守る空気の質へのこだわり

さて、ここまで間取りのお話をしてきましたが、見落としがちなポイントが「室内の空気環境」。
小さな子どもほど影響を受けやすいのにも関わらず、完成してしまうと後から改善が難しい部分です。

エッグ住まいる工房の家は、室内壁に漆喰という自然素材を採用しています。
一般的によく使われているビニールクロスとは違って化学物質を使わない自然素材であり、湿度を調整してくれる効果を持っています。
例えば、夏の暑い時期でも部屋がムッとしにくかったり、冬の寒い時期には過乾燥を軽減してくれるのでお肌にもやさしい空気環境へと一役買ってくれます。
また、床には無垢床を採用しているので、ハイハイ期の赤ちゃんにも安心して触れてもらえます。
裸足で歩くだけで木のぬくもりが伝わり、自然素材ならではの心地よさが家族の心と体の健康を支えます。

「毎日深呼吸したくなる空気の家」――これは子育て世代こそ得る価値があります。

4.今の暮らしだけでなく、未来の暮らしもイメージしておくこと

子育て世代の家づくりは、「今が便利」だけで判断すると後々の後悔へ繋がります。
大切なのは、
子どもが成長した後も使いやすいこと。
家事や片付けの負担を軽減できること。
家族の健康を守る住環境が整っていること。

エッグ住まいる工房では、自然素材の家で健康で心地よい暮らしと、家族の変化に寄り添える設計を大切にした「住まいづくり」をお届けしています。






この記事を書いた人

竹澤 貫

エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当 大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。 パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。

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