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2026/02/28

北側道路や変形地でも諦めない。土地に合わせて設計するという発想|茨木市の注文住宅

土地には条件があります。

北側道路。
変形地。
住宅密集地。

一般的には「難しい土地」と言われることもあります。
ですが、エッグ住まいる工房ではこう考えています。

土地に合わせた家と、住む人に合わせた設計を両立させなければ、いい住まいは生まれない。

土地の制約を減点と考えるか、設計の素材と考えるか。
その発想の違いが、家の質を大きく左右します。

一般的な設計の考え方

新しい家のことを考えるマイホーム計画。そんな家づくりの計画は、多くの場合このような設計の進め方をします。

① 住みたい間取りを考える
② それを土地に当てはめる

ここでいう「間取り」というのは、家の間取り全部のことではありません。
例えば、シューズクロークが欲しい。吹き抜けを作りたい。小上がりの和室が欲しい。

この場合何が起こるかというと、2つの悩みを抱えることになります。
1つは、その住みたい間取りを叶えるために土地条件が厳しくなり、なかなか土地が決められないということが起こること。
2つ目に、土地を決める時に住みたい間取りを妥協しなければならない場合があること。

それ自体が悪いというわけではありません。
大切なのは、こうした間取りを叶えたいという【住む人に合わせた設計】と、建築することになる【土地に合わせた家】を、両方バランスよく考えるということです。

今日はその中の【土地に合わせた家】という考え方についてご覧ください。

エッグ住まいる工房の設計思想

私たちが土地に対して行う設計アプローチは以下のようなことを考えていきます。

① 土地を読む
② 周辺環境を読む
③ 光・風・視線・高低差を把握する
④ そこに暮らす人を重ねる

土地の条件は【制約】ではなく【設計材料】という考え方が近い発想になります。

 ◆北側道路の土地をどう読むか

ここで一つ例を挙げてみます。
北側道路は「日当たりが悪い」と思われがちです。

しかし実際は、

・南側に大きな開口を設けやすい
・道路からの視線を避けられる
・2階リビングとの相性が良い

といった強みがあります。

大切なのは「玄関を北にしなければならない」ということではなく、光をどう設計するかという発想です。

 ◆変形地をどう活かすか

もう一つの例を挙げてみましょう。
いわゆる「変形地」と呼ばれる変わった形の土地である三角地や台形地は敬遠されがちです。

ですが、

・中庭型に向く
・視線の抜けを作りやすい
・駐車配置の自由度が高い

など、実は個性が出やすい土地でもあります。
また、土地そのものの価格が抑えやすい点も大きなポイント。土地の形状を削るのではなく、利用するという考え方を持っています。。

 ◆住宅密集地で光と風をどう確保するか

では住宅密集地の場合はどうでしょうか?
開けた土地に比べ、隣家との距離が課題になり、「室内の明るさ」と「プライバシーの確保」の両立が必要になります。

そこで重要なのは、

・吹き抜け
・高窓
・中庭
・視線の切り取り

明るさを確保するために単に窓を大きくすると、プライバシーの問題がある。
プライバシーを気にして窓を減らすと部屋が暗くなる。
だからこそ、光の入り方を設計することが鍵になります。

土地条件別 設計の考え方一覧(保存用)

土地条件一般的な発想エッグ住まいる工房の発想
北側道路日当たりが不利南側に光を集める設計
変形地使いにくい中庭や抜け感を作る素材
住宅密集地窓が取りにくい上から光を取る

土地に合わせた家

土地の条件は、家を建てる上で必ずしもマイナス要素になるとは限りません。
土地を調査し、周辺環境を観察することでその土地の良さを引き出して暮らしやすい住まいを作ることができると考えています。

エッグ住まいる工房の代表であり設計士でもある長野が過去に書いたブログ記事にもこのように書かれていました。

「今回の計画地は、敷地自体は広いものの整形地ではなく、高低差があり、西側にはマンションが建つという条件がありました。一見すると難しそうに感じる敷地ですが、見方を変えると、その土地ならではの住まい方を考えられる面白さもあります。」

土地と間取り。
つい「いい土地」のこと。「いい間取り」のこと。と、切り離して理想を想像してしまいがちなこの2つの要素です。

少し変わった土地を持っていて相談に乗って欲しい。
土地探しからの計画だけど、どう進めていいか分からず難航している。

そんな方は一度「いい土地といい間取りのバランスについて聞きたい」とお問合せください。

執筆者: 竹澤 貫

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