2026/02/17
家づくりの前に知るべきお金の話 住宅ローンの基本と考え方

今回は、家づくり初心者の方が必ずといっていいほど気になるテーマ
「住宅ローンって、結局どれを選べばいいの?」というお話です。
土地や間取りの前に、実はとても大切なのが「資金計画」。
住宅ローンの選び方ひとつで、将来の安心感は大きく変わります。
これから家づくりを始める方に向けて、基本からわかりやすく整理してみます。
住宅ローンの種類って何があるの?
住宅ローンには大きく分けて3つのタイプがあります。
① 変動金利型
金利が半年ごとに見直されるタイプ。
一般的に金利は低めですが、将来的に上昇するリスクがあります。
② 固定金利期間選択型
「10年固定」など一定期間だけ金利が固定されるタイプ。
期間終了後はその時の金利に変更されます。
③ 全期間固定型(例:住宅金融支援機構のフラット35)
借入期間中ずっと金利が変わらないタイプ。
金利はやや高めですが、安心感は大きいです。
【比較表】それぞれの特徴を整理
| 種類 | 金利の水準 | 将来の安心感 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 変動金利 | 低い | △ 上昇リスクあり | 収入に余裕がある方 |
| 固定期間選択 | 中間 | △ 期間終了後は変動 | バランス重視の方 |
| 全期間固定 | やや高い | ◎ ずっと一定 | 将来不安を避けたい方 |
※金利水準は金融情勢により変動します。
金利1%の差って、どれくらい違う?
たとえば3,500万円を35年借りた場合で比較してみましょう。
- 金利0.5% → 総返済額 約3,800万円
- 金利1.5% → 総返済額 約4,400万円
約600万円の差になります。
この金額差は、
・外構工事
・太陽光発電
・高性能な断熱材
などが丸ごと入ってしまうレベルです。
だからこそ、住宅ローン選びは“なんとなく”では決められません。
「今は変動が得」って本当?
よく聞く言葉ですが、これは半分正解で半分不正解です。
確かに現在は変動金利が低水準です。
しかし金利は政策や経済状況で動きます。
たとえば日本銀行(日本銀行)の金融政策が変われば、
変動金利に影響が出る可能性があります。
重要なのは「損か得か」ではなく、
✔ 金利が上がっても生活は維持できるか
✔ 教育費や老後資金と両立できるか
✔ 精神的に不安なく眠れるか
という視点です。
家は“安心して暮らす場所”。
ローンで不安になるのは本末転倒です。
初心者がやりがちな失敗
① 借りられる額=借りていい額だと思ってしまう
② 月々の返済額だけで判断してしまう
③ 土地と建物を別々に考えてしまう
特に③は要注意です。
土地価格が上がれば、借入額も増えます。
すると金利リスクも増える。
土地・建物・諸費用・ローン条件は
必ずセットで考える必要があります。
エッグ住まいる工房の資金計画
私たちは「いくら借りられるか」ではなく、
「いくらなら安心して暮らせるか」を踏まえた資金計画を一緒に考えます。
・将来の金利上昇を想定したシミュレーション
・教育費や老後資金を踏まえた返済計画
・自然素材住宅に必要な性能とのバランス
住まいづくりは、建物の話だけではありません。
心の健康・身体の健康と同じように、
お金の健康も大切です。
家を建てたあと、
「この選択でよかった」と思えるかどうか。
そのために、まずは住宅ローンの基本を理解することから始めてみませんか?
資金計画のご相談も、いつでもお待ちしております。





