初めての住宅ローン、どうやって選べばいい?

住宅ローンは家づくりの中でも、特に「わかりにくい」と感じる方が多いポイントです。
初めての方ほど、何を基準に選べば良いか迷ってしまいます。
そこで今回は、住宅ローン選びの基本をまとめました。
エッグ住まいる工房ならではの視点も交えてお届けします。
1.金利タイプの違いをまず理解しよう
住宅ローンは大きく3つの金利タイプに分かれます。
「固定金利(フラット35)」「変動金利」「固定期間選択型」の3つです。
フラット35は、借入から最長35年間ずっと金利が変わらない住宅ローンです。
毎月の返済額が最後まで変わらないため、将来の家計をとても立てやすいのが最大の魅力です。
「月々の支払額がはっきり分かっているほうが安心」
「金利上昇のリスクを背負いたくない」
こう考える方には、非常に相性の良い選択肢になります。
一方で、変動金利よりは金利が高い状態からスタートするため月々の返済額は大きくなります。
対して、変動金利は固定金利よりも金利が低く設定されているため、月々の返済額や総額の返済額を抑えられる可能性があることが魅力。
ただし将来的に金利が上がる可能性があるため、余裕を持った資金計画が必要です。固定期間選択型は、たとえば10年だけ固定にし、それ以降は固定や変動を選び直すという仕組み。
初期の返済額の安定と、将来の選択肢の両方を確保できます。
【例】 5000万円を35年返済で借りた場合。
・フラット35 (1~5年目までは割引を受けたと仮定します。)
1~5年 1.010% 月々14.1万円
6~35年 2.010% 月々16.2万円 となります。
ちなみに、35年間で支払うことになる利息の合計は1,690万円です。
・変動金利 (金利は10年ごとに1%上昇したと仮定します)
1~10年 0.85% 月々13.7万円
11~20年 1.85% 月々15.4万円
21~30年 2.85% 月々16.6万円
31~35年 3.85% 月々17.0万円
35年間で支払う利息の合計は1,530万円です。
人によって良し悪しはさまざま。
大切なのは「どんな暮らしを送りたいか」に合わせて選ぶことです。
2.返済計画は今の自分ではなく未来の暮らしで考える
住宅ローンを選ぶときに重要なのは、金利の安さだけで決めないことです。
10年後、20年後にどんな働き方をしているか。
家族構成や教育費のピークはいつか。
こうしたライフプランイメージを踏まえて、返済額の上限を決めることが大切です。
エッグ住まいる工房では、家そのものだけでなく暮らしの質や将来の安心を重視した住まいづくりをご提案しています。
住宅ローンの比較でも、金利だけでなく必要になる諸経費も含めての試算をご確認いただきトータルで損をしないのはどの銀行かを一緒に考えます。
3.金融機関選びは相性も重要
住宅ローンは銀行ごとに内容が大きく異なります。
フラット35でも、実は金融機関によって金利や諸費用が違います。
変動金利型のローンでも保証料や繰り上げ返済のルール、団体信用生命保険の内容など商品によって違いがあります。
「表面上の金利は低く見えても、諸費用が高くて結局割高だった・・・」
というケースもよくあります。
だからこそ、「自分にとって無理なく安心して付き合える金融機関か」を見ることが大切です。
エッグ住まいる工房でも、お客様の状況に合わせて住宅ローンをご提案し、最適な選択ができるようサポートしています。
手続きの流れや必要書類も分かりやすくご説明するので、初めての方でも安心して進めて頂けます。
住宅ローンは、一生で最も大きなお金の借り入れ。
迷ったり不安に感じるのは当然です。
大切なのは、「金利が低いもの」ではなく「自分たちに合うもの」を選ぶこと。
そして、困ったときに相談できるパートナーがいることです。
エッグ住まいる工房では、家計も含めて総合的に考えた無理のないご計画を提案しています。
住宅ローンに不安がある方も、どうぞお気軽にご相談ください。
最適な選択を一緒に見つけていきます。