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2026/02/20

藤岡 絵美

改修時に廃材になる予定の無垢材が役に立つ実例

こんばんは。
茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房のフジオカです。

 

リフォーム工事をしていると、築40~50年より前のお家では、
建具(ドア)や窓枠・巾木といった造作材に無垢材が使われていることが多く見られます。

一方で、それ以降のお家では、
いわゆる新建材(木目柄などを印刷した化粧シートを表面に貼った建材)が多く使われるようになりました。

 

全面改修の場合は、施工のしやすさという点では大きな差はありません。
しかし、部分改修となると話は別です。

断然、無垢材などの自然素材が使われている方が、改修しやすいのです。

 

新建材の場合、新築当時の流行色で作られていることが多く、
20年、30年経った改修時には、同じ色のものはまず手に入りません。

残す部分と新しく入れる部分の色を揃えるのが、とても難しいのです。

 

今回の現場では、収納の折れ戸が入口ドアと干渉してしまうため、
「もう折れ戸は外してしまおう」ということになりました。

 

床にレールのある折れ戸だったため、
そのままにしておくのは少し不細工だなぁ…というところで、
別の場所で外していた廃材になるドア枠の無垢材を加工し、
床の見切り材として再利用することに。

 

「もう昔からそこにいましたよ」と言わんばかりに、
すっと馴染みました。

少し足りない巾木にも、同じ無垢材を流用しました。

 

こうして加工して使い回せるのが、無垢材の良いところ
新建材では、なかなかこうはいきません。

 

仮に今回のような廃材がなかったとしても、
無垢材であれば塗装をすることで、
既存の部分に色味を合わせていくことが可能です。

 

こういう場面に出会うたびに、
「加工が容易な木って、やっぱりいいなぁ」と
しみじみ感じます。

執筆者: 藤岡 絵美

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